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【紙の書籍も好評発売中!】化学・化学工学関連電子書籍カタログ


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『大学教員のための安全衛生管理の基礎』

『教育現場のための安全な化学実験と事故事例』

『化学実験の事故事例・事故防止ハンドブック』

『リスクってなんだ? 増補改訂版 SDGsの時代に化学物質で考える』

『分子集合体の物理と化学 ソフトマターのX線構造解析』

『手で解く量子化学 I 基礎量子化学・Hartree-Fock編』

『Pythonで気軽に化学・化学工学』

『実例で学ぶ化学工学 課題解決のためのアプローチ』

『カーボンニュートラルへの化学工学 CO2分離回収,資源化からエネルギーシステム構築まで』

『SDGsと化学 元素循環からのアプローチ』

『化学プラントの老朽化 リスクに基づく設備の保守とその評価』

『重大ハザードのリスクを下げる LOPA-防護層解析- 簡素化したプロセスリスクアセスメント』

『有機合成実験法ハンドブック 第2版』

『有機反応機構の書き方 第2版 基礎から有機金属反応まで』

『酸と塩基の有機反応化学』

『臭素およびヨウ素化合物の有機合成 試薬と合成法』

『窒素酸化物の事典』

『イオン液体の科学 新世代液体への挑戦』

『電気化学インピーダンス法 第3版 原理・測定・解析』

『改訂6版 分析化学データブック』

『ガスクロ自由自在 GC, GC/MSの基礎と実用』

『生体高分子結晶のX線構造解析 ―実践手法と基礎理論―』

『要点解説 設計者のためのプラスチックの強度特性 第2版』

『プレゼンテーションZen 第3版』



『大学教員のための安全衛生管理の基礎』

大学等環境安全協議会「大学教職員のための職長教育テキスト」プロジェクト 編

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大学における知的生産活動の場で安全を図るためには、一般的な安全対策の実施だけでは十分ではない。それぞれの知的生産活動に応じた創造的な安全対策と日頃からの情報収集が必要である。
また、大学においてそのような安全対策を推進するためには、研究室の主宰者自身が安全について高い意識を持ち、強いイニシアティブをとることが極めて重要である。

本書は、大学教員、大学教員を目指す大学院生及び研究機関で研究をリードする立場の方々が、どのような意識をもって、どのような事柄に気を付け、どのように安全を推進すべきなのかについてまとめた書籍である。

大学等環境安全協議会にて発足したプロジェクト「大学教職員のための職長教育テキスト」にて積み重ねた議論の内容を基礎としており、本書一冊で、安全の基礎となる考え方を押さえることができる。

日本語と英語訳を見開きで同時に読める構成で、国際化が進んだ研究環境にも配慮。


化学の実験はとても面白い.実験には生徒を惹き付ける魅力があるが,ときに不慣れや不注意から予期しない事故が起こることがある.

本書は化学教育にたずさわる読者を念頭に,安全のための情報と事故事例をまとめた書籍である.様々な実験に対応できるよう,基盤となる基礎知識と化合物のデータに多くの紙面が割かれている.事例としては,“事故例”,“事件例”など300件以上を収載しており,生々しいエピソードを通して読者は危険性を具体的にイメージすることができよう.

不幸な事故を避けるために,ぜひ本書を手許において,安全に化学実験のご指導をお願いしたい.


電子書籍のみ

『化学実験の事故事例・事故防止ハンドブック』

鈴木 仁美 著

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近年の大学における化学の授業では、化学物質の性質を詳しく教えるような授業が姿を消し、また、実験室で取扱う試薬は多様な市販品を入手できるようになり、自分で合成する必要がなくなった。その結果、身近な化学物質の基本的性質に疎くなり、その知識不足が予想し得ない事故の遠因になりかねない状況である。本書は、実験室で使用する薬品の物性データや毒性データを詳しく取り入れながら、雑誌や論文に載った化学実験の実際に起こった事故例や著者自身が聞き取り調査した体験をまとめたものである。具体的な事故例や、化学物質を取扱う際の注意点などを知識として得ることで、事故を回避することができる。化学実験に携わる研究者・技術者、指導教員にとってたいへん頼りになる一冊である。


2006年に刊行した 『リスクってなんだ? ―化学物質で考える』 の増補改訂版

 SDGsが世界的な広がりをみせる中,地球温暖化や海洋プラスチックなど,私たちの日常生活をとりまく化学物質とのあり方について誰もが真剣に考えなければならなくなりました.不確かな未来にどう生きるか,どう決断するか,また,根拠のない情報が極大化する時代に対処するためにも,科学的な思考力,つまりリスクの考え方を養うことが非常に重要です.

本書は “リスクってなんだ?” の発想で,化学物質のリスク評価の基本(利害得失を十分に吟味し,その過程と根拠を公開して一般的な判断の材料とする)を解説.初版の内容に,社会の変化と化学物質をめぐる世界的な動向を概観し,変化の大きい社会のあり方にも触れました.化学となんらかの関係をもつ人はもちろんのこと,日常生活において化学物質との接点をもつ一般の人にも大いに参考になる一冊です.


本書は、液晶をはじめとしたソフトマターの多形の相構造と、そのX線構造解析について、理論や手法を統一的に解説した世界初の書籍である。

本書ではまず、基礎知識として、第1章で結晶相のX線構造解析の理論と手法を概説し、第2章で結晶多形の基礎理論と調整方法を解説する。そして第3章にて、液晶多形を例にX線構造解析手法を詳細に説明する。多形の相構造は、線形代数学の概念を用いて統一的に把握する。

これらの理論と手法を知っていれば、さまざまなソフトマターのX線構造解析が可能となる。ソフトマター研究に携わる学生・研究者必携の一冊。


量子化学計算プログラムの進歩は目覚ましく,いまや化学研究において不可欠なツールとなっている.一方,プログラムに実装されている内容は,量子化学の教科書で述べられる「解析的な定式化」とは大きく異なり,その理論的背景を理解するのは難しい.
本書は,量子化学計算プログラムで用いられている作業方程式(working equation)を実際に「手で解く」ことで,その理論的背景の理解を目指した書籍である.I巻では,基礎となる量子化学を復習したのち,Hartree-Fock 法を用いた数値計算について,多数の演習問題や「手で解く課題」とともに解説する.さらに巻末には,問題の詳解や,必要な数学をまとめた補遺を掲載.これらは読者の理解を大いに助けるであろう. 著者による長年の大学院教育の成果を凝縮した,渾身の一冊.


『Pythonで気軽に化学・化学工学』

化学工学会 編
金子 弘昌 著

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化学・化学工学分野に特化したデータ解析・機械学習の入門書

みなさんは研究室やお手元にデータをお持ちではないですか? データ解析・機械学習を応用して,蓄積してきたデータを最大限に活用することで,これまでとは違った角度から研究や開発を加速させることができます.

本書では,化学・化学工学の分野特有の話題やノウハウにスポットをあてて,Pythonを使ったデータ解析・機械学習を丁寧に解説します.サンプルプログラムを使って実際に手を動かしながら学習できるので,プログラミングをやったことがない方も気軽に取り組むことができます.

これからデータ解析・機械学習を活用していきたいと考えている研究者や技術者,学生におすすめの1冊です.


『実例で学ぶ化学工学 課題解決のためのアプローチ』

化学工学会教科書委員会 編

定価:3,080円(本体2,800円+税10%)

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本書は,現在の化学工学系のカリキュラムを徹底調査し,限られた授業時間でも,学生が化学工学ならではのアプローチ,すなわち「課題解決のためのアプローチ」を理解できる構成を試みた初めてのテキストである.

・ 第1編:化学工学の本質を実感してもらうことを目的に,社会的な問題や課題に対してどのように全体像を把握し,解決の“鍵”をみつけていくのか,そのアプローチと考え方を学ぶ
・ 第2編:「課題解決のためのアプローチ」を実践するための基礎知識(単位,物質収支,熱収支,物質移動,熱移動,反応工学,プロセスシステム工学,機械学習,無次元数とアナロジー)を学ぶ

・ 第3編:第2編で学んだ基礎知識および第1編を用いて,身近な生活に関わる例から地球規模に至る例を取り上げ,現実の課題を解決していく.化学工学の「課題解決のためのアプローチ」が,さまざまな課題にどのように適用され,社会でどのように生きるのか理解できる


いま我々は,カーボンニュートラルの実現のために,最も合理的なエネルギー供給と利用の選択肢を模索する真っ只中にいる.そして,この局面を打破する最右翼が技術イノベーションである.

本書は,そのようなカーボンニュートラル技術開発の最前線にいる大学や企業の研究者達によって執筆された.二酸化炭素の回収,再生可能エネルギー,炭素フリー燃料,カーボンリサイクル,エネルギー戦略や各技術の社会的位置づけを,専門的な観点から解説している.

カーボンニュートラル実現に必要な技術を一望できる一冊.


『SDGsと化学 元素循環からのアプローチ』

春山 哲也 編著
高辻 義行 著
村上 直也 著
前田 憲成 著
村上 恵美子 著

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元素循環化学は、SDGs の達成に寄与するものとして近年関心が増している。
本書では、元素循環の概念に基づいた研究や技術である、
「大気・水」
「人間の活動で排出される二酸化炭素」
「太陽光エネルギーを用いる光触媒」
「微生物の資化の利用」

を取り上げ、SDGsへ向けた化学からのアプローチを解説。化学が持続可能な社会のために何ができるのか、
その研究によりどのような未来を創ることが可能となるのか展望する。
 また、新しい技術研究を支える社会基盤、SDGs達成にむけての行政の在り方を、
国の「SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業」に選定されている環境産業都市・北九州市の例を取り上げ解説する。
環境技術に興味を抱く学生や環境問題・SDGsに取組む企業・自治体に、本書は課題解決へのヒントとなる一冊である。


『化学プラントの老朽化 リスクに基づく設備の保守とその評価』

原書名:Dealing with Aging Process Facilities and Infrastructures

化学工学会 SCE・Net 安全研究会 訳

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プロセス安全管理について信頼のおけるCCPS/AIChEが,プロセス設備とインフラストラクチャーの老朽化にどう対処するかを,リスクに基づくプロセス安全管理のコンセプトに沿って解説した “Dealing with Aging Process Facilities and Infrastructure” の翻訳。

 老朽化のメカニズムを認識し理解できるようになることは、設備を安全かつ責任をもって保守・運転するための戦略を立てられるようになることである。

 本書では,プラントおよび様々な設備における老朽化の原因と影響に注目し、問題に対処するための方策を解説する。

 また、プロセス産業に限らず,あらゆる設備産業において役立つ事例や方法論が満載されており、安全上の喫緊の課題にどう対応しどう立ち向かっていけばよいか、そのヒントとなる一冊である。


『重大ハザードのリスクを下げる LOPA-防護層解析- 簡素化したプロセスリスクアセスメント』

原書名:Layer of Protection Analysis SIMPLIFIED PROCESS RISK ASSESSMENT

化学工学会 安全部会 監訳

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プロセス安全マネジメントについて信頼のおけるCCPS/AIChE(米国化学工学会 化学プロセス安全センター)が提唱するLOPAー防護層解析ーの概念および技術・手法を解説した “Layer of Protection Analysis” の完訳版

 日本でも近年、プロセスハザード解析(PHA)の重要性が認識されるようになってきたが、LOPAはその結果を独立防護層の設計にフィードバックし、健全性を評価して、リスク管理を適切かつ簡便に実施する手法である。自社の事故シナリオに対して十分な防護層があるか、リスクを許容できるか否かを判断するためにも、またプロセス安全管理を強固なものにするためにも、LOPAは重要な考え方である。本書はLOPAとは何か、何をするものなのか、いつ使い、どのように機能し実装するのか、例題を通して具体的に理解することができる。


『有機合成実験法ハンドブック 第2版』

有機合成化学協会 編
中井 武 編集委員長

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約20年ぶりの改訂。定評だった“実験の基本操作と有機合成実験をつなぎ、有機合成を勉強してこなかった人でも本書を読めばひととおり実験ができるようになり、有機合成のスキルアップがはかれる”というスタンスを踏襲しつつ、現在の状況にあわせて改訂。研究室に配属されたら一度は目を通しておく必要のある情報が満載で、有機合成の研究を始めるにあたって頼りになるガイドブック。現在でも定評がある「基本操作」では、時代が変わっても伝承されるべきもの、古い原理でも知っておいてほしい基本的事項は旧版を踏襲し、「実験法」では古い方法でも確実に再現性のある実験法、新しいものづくりにつなげていけるもの、わかりきった知識でも目的が異なって脚光を浴びているものなど、基本をしっかり押さえ、最近の合成化学に必要なものを厳選して取り上げている。大学を卒業しても座右の書として安心して手許において使える一冊。


『有機反応機構の書き方 第2版 基礎から有機金属反応まで』

原書名:The Art of Writing Reasonable Organic Reaction Mechanisms,3nd ed.

奥山 格 訳

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The Art of Writing Reasonable Organic Reaction Mechanisms,3nd ed.の翻訳書。

どのような有機反応に出合っても合理的な反応機構が書けるようになるための書。読者対象は初学者ではない有機化学を学ぶ人。“反応機構は出発物と反応条件によって決まる第1段階が重要である”という考えにより、反応条件ごとに章立てしている。各反応を電子の流れで示すことで、メカニズムと電子論が理解でき、有機合成反応に対する幅広い知識を習得。遷移金属介在反応と遷移金属触媒反応についても取り上げ、有機反応機構の立場から有機金属化学の考え方を解説。有機化学を志す人にとって大きな助けになるだろう。改訂版では、表現の改善のほか,生化学反応の機構やC-H活性化などを加筆。解答掲載ページにはwww.uky.edu/~rbgros1/textbook.htmlから入ることができる。


『酸と塩基の有機反応化学』

奥山 格 著

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有機化学反応を酸塩基反応として統一的にとらえ、理解することを目的に解説した画期的なテキスト

有機化合物は、広い意味で、すべて酸あるいは塩基であり、両方の性質をもっているものも多い。有機化合物の酸性中心と塩基性中心を見極めれば、塩基から酸に電子対が動き、結合の組換えを起こして反応を達成することが分かる。本書ではこのような考えをベースに “酸と塩基が反応する”という立場で有機反応をとらえ、有機反応の化学を一から考えていく。

多種多用な有機反応を初学者にも分かりやすく反応の基礎から解説し教科書を補完する。また、新しい視点から統一的に学習することができる本書は、大学院入試に備えて有機化学を総復習するのにも最適である。本書で学習すれば、反応がどのように進むか反応機構まで予測できるようになり、有機化学の発展的な内容も十分にこなすことができるようになるだろう。


『臭素およびヨウ素化合物の有機合成 試薬と合成法』

鈴木 仁美 監修
マナック(株)研究所 著

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医薬、農薬、色素、香料、液晶などの有機電子材料など、複雑な構造をもつ多くの機能性化合物の製造において、途中の反応段階の中間体として、臭素およびヨウ素化合物は欠かせない重要な役割を担っている。多くの場合、まずは臭素化合物、臭素化合物でうまくいかなかったらヨウ素化合物を考える。実験化学講座のハロゲン化物の中で、とくに臭素とヨウ素について、再現性かつ汎用性の高い反応を、古くから利用されてきた定番のものから、最新のものまで掲載。試薬を中心に合成法を分類し、試薬の性質の詳しい記述や具体的な合成例、反応機構などを適所に取り入れて解説している。包括的な内容にすることで、読者の理解を深め、知識の活用を助けられるようにしている。また、方法論を網羅的に取り入れ、反応条件、収率、文献まで含めた表形式にまとめることによって、読者が合成法を設計しやすいように工夫した。


電子書籍のみ

『窒素酸化物の事典』

鈴木 仁美 著

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有機・無機に関係なく窒素酸化物、および、その周辺の化学までを総合的に解説した画期的な事典。その構成元素となる窒素と酸素をはじめとし、窒素酸化物に関連する事項について容易に把握できるように工夫してある。化学だけでなく、医学・農学・環境科学など、窒素酸化物にかかわる全ての研究者・技術者に役立つ必携の書。


電子書籍のみ

『イオン液体の科学 新世代液体への挑戦』

イオン液体研究会 監修

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イオン液体の特質を認識した上で、イオン液体本来の性質・現象・機能であると現段階で判断できるものだけを取り上げ、統一のとれた知見、確かな情報をまとめている。イオン液体の魅力を余すことなく伝える。イオン液体を用いようとしている研究者やイオン液体を学びたいと思っている大学生、大学院生以上の研究者の座右の書。


電気化学インピーダンス法は、腐食防食・めっき・キャパシタなど金属表面処理分野での中心的測定法として用いられており、さらに全個体型電池の開発・自動車用固体高分子形年長電池・リチウムイオン二次電池などエネルギーデバイスに関する利用も再認識されてきている。最近ではセンサー・水素製造・半導体界面を含む電子デバイスへの応用など、新しい分野での関心も深まっている。
電気化学インピーダンス法は、非常に広範囲な分野に応用されているが、用いる等価回路などの解析方法も、測定対象に依存して、バリエーションに富んでいる。そこで「原理を理解して、応用につなげる」ことを目的として、応用分野にかかわらず、共通して必要な基礎原理、測定法、解析法をやさしく解説している。
第2版の発行から10年が経過し、第3版では、アドミッタンス・複素キャパシタンス、および電子線分布についての加筆や見直しを行った。


『改訂6版 分析化学データブック』

日本分析化学会 編

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昭和38(1963)年の初版以来約60年の長きにわたって好評を得てきた 『分析化学データブック』の最新改訂版

 『分析化学便覧』のポケットサイズのデータ編として、分析の現場で頻繁に使うデータをまとめたデータブック。本改訂版の構成は基本的には第5版を踏襲したものであるが、今回の改訂ではQRコードを利用し、定性分析や重量・容量分析など、実用性は低下しているが教育的には重要であるもの、必要だが使用頻度はやや低いと思われる種々のデータなどの一部をWebにて公開した。一方、特に「X線分析」「表面・界面分析」「NMRおよびESR」「バイオアナリシス」「環境分析」では、分析化学の発展に対応した内容の充実を図った。また、近年の安全に関する社会の意識変化を鑑み、「分析実験の安全確保」を第4版以来復活させた。分析化学者・技術者のみならず、この分野を学び始めた学生らの日常必携のデータブックとして活用してほしい。


『ガスクロ自由自在 GC, GC/MSの基礎と実用』

日本分析化学会ガスクロマトグラフィー研究懇談会 編
佐藤 博 監修
代島 茂樹 監修
保母 敏行 監修
前田 恒昭 監修

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日本分析化学会 ガスクロマトグラフィー研究懇談会によりまとめられた、ガスクロマトグラフィー(GC)およびガスクロマトグラフィー質量分析法(GC/MS)の入門書。基礎を理解したうえで、応用する力が身につく一冊。

【本書の特徴】
・基本的な原理から、測定手法、装置構成、電子フローコントロール等の近年の技術までを幅広く丁寧に解説。
・ガスクロマトグラフィー質量分析法を充実した構成。GC/MS/MSについても詳しく解説。
・多数の分析事例を具体的な操作とともに紹介。基礎と応用のつながりが理解できる。また、企業のカタログや技術資料の読み解きにも有用。


近年の線源および測定装置の超高度化,解析ソフトウェアの進歩によって,生体高分子の詳細な構造決定や,分子の動的挙動の追跡が可能になった.一方で処理のブラックボックス化が進み,得られた値の意味を十分理解しないまま解析を進めるケースも散見される.

 本書は,読者が結晶学的素養を身に着け,適切に生体高分子の構造解析を進めるための実践的テキストである.第I部で解析法と結果公表手順の概要をまとめたのち,第II部,第III部にて,実際の解析手順に沿って,実践に即する技術とその理論的背景や必要性,注意点などを解説.本書を活用しながら解析を進めることで,それぞれの原理を正しく理解し,解析結果に自信と責任をもつことができる.

 生体高分子を扱う構造生物学ならびに関連分野の学生・研究者必携の一冊.


プラスチック製品は軽量性、設計自由性、生産性などの点から様々な分野で利用されている。しかし、強度設計においては様々な課題があり、強度設計に必要な設計データやトラブル対策事例の情報も少ない。

本書は、樹脂メーカーの技術サポーターとして、プラスチック製品の設計や割れトラブル対策に長く携わった著者の経験を基に、プラスチック製品の強度に関する基本的知識や製品設計、割れトラブル対策などを簡潔に解説している。基本概念をまとめた<ポイント>と、より詳しい解説を加えた<Q&A>で構成されており、読者は実務に必要な知識を端的に得ることができる。

改訂版では内容を全面的に見直し、製品設計(9章)、割れトラブルの原因究明(10章)、割れトラブルの防止と対策(11章)の内容を充実した。

プラスチック製品の設計や品質保証に携わる実務者の拠り所となる一冊。


『プレゼンテーションZen 第3版』

原書名:Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery, Third Edition

ガー・レイノルズ 著
熊谷 小百合 訳
白川部 君江 訳

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世界的ベストセラー「プレゼンテーションZen」の改訂3版。今改訂でも、著者ガー・レイノルズ氏による「プレゼンテーションZen」の基本原則「抑制」「シンプル」「自然さ」はそのままに、TEDx等でのプレゼンサンプルも写真・スライドともに多く引用し、最新情報で内容をアップデート。また、スティーブ・ジョブズに学ぶ教訓やライブエイドでのクイーンのライブに学ぶプレゼンコラムなど、「伝わる」プレゼンのためのヒントも満載。更にこの日本語版では、昨今の社会情勢を踏まえ、著者による「オンラインプレゼンテーション」に関するオリジナルの解説を加えています。


 

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