LOPA-防護層解析-
重大ハザードのリスクを下げる

LOPA-防護層解析-

簡素化したプロセスリスクアセスメント
原書名 Layer of Protection Analysis SIMPLIFIED PROCESS RISK ASSESSMENT
著者名 化学工学会 安全部会 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2022年05月
判型 A5 210×148
ページ数 306ページ
ISBN 978-4-621-30712-0
Cコード 3058
NDCコード 571
ジャンル 化学・化学工学 >  化学工学一般

内容紹介

プロセス安全マネジメントについて信頼のおけるCCPS/AIChE(米国化学工学会 化学プロセス安全センター)が提唱するLOPAー防護層解析ーの概念および技術・手法を解説した “Layer of Protection Analysis” の完訳版

 

 日本でも近年、プロセスハザード解析(PHA)の重要性が認識されるようになってきたが、LOPAはその結果を独立防護層の設計にフィードバックし、健全性を評価して、リスク管理を適切かつ簡便に実施する手法である。自社の事故シナリオに対して十分な防護層があるか、リスクを許容できるか否かを判断するためにも、またプロセス安全管理を強固なものにするためにも、LOPAは重要な考え方である。本書はLOPAとは何か、何をするものなのか、いつ使い、どのように機能し実装するのか、例題を通して具体的に理解することができる。

目次

略語・略称一覧/用語集

1 緒 言
 1.1 対象とする読者
 1.2 LOPAの歴史
 1.3 プロセスライフサイクルにおけるLOPAの使用
 1.4 他のCCPS出版物との関連
 1.5 本書の概要

2 LOPAの概要
 2.1 本章の目的
 2.2 LOPAとは?
 2.3 LOPAは何をするのか?
 2.4 LOPAをいつ活用するのか?
 2.5 LOPAはどのように機能するのか?
 2.6 LOPAをどのように実装するか?
 2.7 LOPAの限界
 2.8 LOPAがもたらす恩恵
 2.9 共通の例題の紹介

3 望ましくない結果と過酷度の見積もり
 3.1 本章の目的
 3.2 検討対象となる望ましくない結果
 3.3 LOPAにおける望ましくない結果の評価方法
 3.4 共通の例題
 3.5 次章に向けて

4 シナリオの作成
 4.1 本章の目的
 4.2 LOPAのシナリオと構成要素
 4.3 候補シナリオの同定と作成
 4.4 共通の例題
 4.5 次章に向けて

5 起因事象の発生頻度の特定
 5.1 本章の目的
 5.2 起因事象
 5.3 発生頻度の見積もり
 5.4 故障率の表し方
 5.5 共通の例題
 5.6 制限事項 (注意事項)
 5.7 次章に向けて

6 独立防護層の同定
 6.1 本章の目的
 6.2 IPLの定義と目的
 6.3 IPL基準
 6.4 LOPA IPL評価
 6.5 IPLの例
 6.6 予防的 IPL と 緩和的 IPL
 6.7 共通の例題
 6.8 次章に向けて

7 シナリオ発現頻度の決定
 7.1 本章の目的
 7.2 リスクと発生頻度の定量的算定
 7.3 一覧表によるリスクまたは発生頻度の決定
 7.4 整数対数によるリスクまたは発生頻度の算定
 7.5 共通の例題
 7.6 次章に向けて

8 LOPAを使用したリスクに対する意思決定
 8.1 本章の目的
 8.2 はじめに
 8.3 算定されたリスクとシナリオのリスク許容基準との比較
 8.4 専門家の判断
 8.5 代替案比較のための費用対効果解析
 8.6 アプローチの比較、長所と短所
 8.7 累積リスク基準対シナリオ基準
 8.8 共通の例題
 8.9 注意事項
 8.10 次章に向けて

9 LOPAの実装
 9.1 本章の目的
 9.2 企業はLOPAを行う準備ができているか?
 9.3 現在のリスクアセスメントの基盤は何か?
 9.4 どのようなデータが必要であるか?
 9.5 IPL は IPLでありつづけるか?
 9.6 リスク許容基準はどのように設定されているか?
 9.7 LOPAはいつ使用されるか?
 9.8 典型的な実装タスク

10 他のアプリケーションへのLOPAの活用 
 10.1 本章の目的
 10.2 資産改善計画におけるLOPAの活用
 10.3 変更管理へのLOPAの活用
 10.4 機器の整合性プログラムまたはリスクベース検査/リスクベースメンテナンスプログラムへのLOPAの活用
 10.5 リスクに基づくオペレータ訓練へのLOPAの活用
 10.6 緊急時対応計画へのLOPAの活用
 10.7 過圧保護のための信頼できる設計基準を決定するためのLOPAの活用
 10.8 施設立地に伴うリスクアセスメントへのLOPAの活用
 10.9 LOPAによる緊急遮断弁の必要性の評価
 10.10 LOPAによる安全システムの稼働停止の評価
 10.11 事故解析におけるLOPAの活用
 10.12 LOPAによる安全計装機能の安全度水準の決定

11 高度なLOPAトピックス
 11.1 本章の目的
 11.2 一つのBPCSの複数の機能を同一シナリオの複数の IPLと数える 
 11.3 複数のシナリオのリスクを足し合わせる
 11.4 LOPAを用いてF/N曲線を作成する
 11.5 オペレータ対応の問題
 11.6 IPL構成要素 “テスト” としての正常プラント操作
 11.7 IPL構成要素に焦点を当てたフォールトツリー/イベントツリー解析

付録 A: 共通の例題のLOPA ワークシート
付録 B: CCPS Safe Automation Book からの事例
付録 C: LOPA検討の文書化
付録 D: 他の出版物との関連
付録 E: 産業界のリスク許容基準データ
付録 F: 高頻度起因事象シナリオ
付録 G: 追加の参考図書

参考文献
索 引

関連商品

定価:14,300円
(本体13,000円+税10%)
在庫:在庫あり

▼ 補足資料