野家 啓一

プロフィール

東北大学名誉教授,立命館大学客員教授 河合文化教育研究所主任研究員 1971年東北大学理学部物理学科卒業。同年東北大学文学部哲学科研究生。1972年東京大学大学院科学史・科学基礎論専門課程(哲学者・大森荘蔵、廣松渉に師事)にて、分析哲学、特にマッハやヴィトゲンシュタインについて研究。フッサールの現象学とヴィトゲンシュタインの後期哲学との方法的対話(「分析的現象学」)を試みる。 1977年南山大学専任講師、1979年プリンストン大学客員研究員(哲学者・リチャード・ローティに師事)を経て、1981年東北大学文学部助教授、1991年同教授。東北大学文学部長、東北大学図書館長、東北大学理事・副学長などを歴任し、2013年東北大学総長特命教授ののち現職。1994年第20回山崎賞受賞。日本哲学学会元会長(2003~2007年)。 著書(単著)に、『はざまの哲学』(青土社)、『歴史を哲学する』(岩波現代文庫)、『科学哲学への招待』(ちくま学芸文庫)など多数。『スクリブナー思想史大事典(全10巻)』(丸善出版)翻訳編集委員長。

著作一覧