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「理工ジャンル」×「理工以外のジャンル=?」 2ジャンル融合本特集!

「理工ジャンル」×「理工以外のジャンル=?」

理工書でありながら、人文・社会領域の内容も含んでいる銘柄を集めました!
これらの本を通じて、新しい発見をしてみたい方にぜひオススメです。

科学 × 歴史 
『35の名著でたどる科学史 科学者はいかに世界を綴ったか』

科学 × 食行動
『京大人気講義シリーズ 味覚と嗜好のサイエンス』

科学 × 料理
『ピッツァ・ナポレターナの美味しさの科学 伝統的な材料・職人技術を徹底詳解』

科学 × 楽器
『楽器の物理学』

科学 × 鉄道
『物理で広がる鉄道の魅力』

数学 × デザイン
『ルネサンスの多面体百科』

数学 × 美学
『黄金比原論 美といのちの幾何学』

天文 × 文学
『天文学者とめぐる宮沢賢治の宇宙 イーハトーブから見上げた夜空』

生物学 × 社会学
『兵隊を持ったアブラムシ』

生態学 × 言語
『新装版 ことわざの生態学 森・人・環境考』

情報工学 × 倫理
『AIの倫理学』

建築 × 思想
『思想家と建築 デリダ』

研究発表 × わびさび
『プレゼンテーションZen 第3版』


科学 × 歴史

科学の名著の世界を通して、 科学者たちの人間らしい一面も垣間見えるかも…?

『35の名著でたどる科学史 科学者はいかに世界を綴ったか』

小山 慶太 著

定価:1,980円(本体1,800円+税10%)

四六・216頁

ISBN:978-4-621-30370-2

『プリンキピア』、『種の起原』、『二重らせん』……

タイトルは一度は聞いたことのある科学の名著。
それぞれの書籍は執筆した科学者の業績とともに教科書に載るほど有名なものも多く存在する。

では実際にそれらの本には何が書かれていて、科学者たちはどのように自分の研究のことを書いているのか、までは案外知らないのではないか。本書では科学の一大転換点である16世紀からはじまり、現代へつながる科学史において重要な名著を35冊取り上げ、その内容と書かれた時代背景、刊行後にどのような影響を与えたのかを解説。

案外知らない名著の内容を知るだけでなく、科学の歴史の表舞台とその裏側にあった、科学者たちの人間らしい一面も垣間見える、科学の名著の世界を案内する。

科学 × 食行動

食べ物のコクとは?魚を生で食べるおいしさとは?
おいしさに至る感性を解説!

『京大人気講義シリーズ 味覚と嗜好のサイエンス』

伏木 亨 著

定価:2,090円(本体1,900円+税10%)

四六・166頁

ISBN:978-4-621-07971-3

「味覚」と「嗜好」は食行動を考えるための『基本』であるが内容は大きく異なる。「味覚」は口腔内での信号の受容と脳への伝達という単純な生理学的現象であるが、一方「嗜好」は食物に対する好悪の判断や長期的な学習・記憶による総合的な判断基準を指す。「おいしさ」は個人の嗜好から生まれる。嗜好の個人差には著しいものがあるが、その要因を整理してみると科学的に捉えることも可能となってくる。本書では「食を考える地平を確立する」という目的で、味覚と嗜好から、おいしさに至る感性の世界を生理学・行動学・脳科学・食文化・食品科学などの幅広い視点から興味深く解説。

科学 × 料理

世界無形文化遺産にも登録されたピザ職人の技。
これを読めば、おいしいピザが焼けるようになるかも?

『ピッツァ・ナポレターナの美味しさの科学 伝統的な材料・職人技術を徹底詳解』

原書名:La Pizza Napoletana

永島 俊夫 監訳
鈴木 庸子 訳
パオロ・マーシ 著
アンナリーサ・ロマーノ 著
エンツォ・コッチャ 著

定価:5,500円(本体5,000円+税10%)

A5・182頁

ISBN:978-4-621-30477-8

2010年、欧州委員会は、伝統的特産品保証(TSG)のピッツァ・ナポレターナの製法に関する規則を可決した。

本規則は、ピッツァ・ナポレターナ作りの過程に関する科学的分析において、ナポリの美食の伝統に照らし、真に踏襲すべき掟を理解する格好の出発点となり、ナポリのピッツァイオーロの技が2017年12月に「世界無形文化遺産」に登録された。

本書は、ミシュランガイドが世界で初めてピッツァ・ナポレターナとして掲載したピッツェリアLa Notiziaと、食品加工に関するナポリ大学研究所の共同研究による、科学的な専門書である。主原料はもちろん、各加工段階すべてを科学的に解明し、その際に生じるあらゆる現象を詳解した。

超一流ピッツェリアと大学研究室とのコラボレーションでなければ不可能な、ピッツァ・ナポレターナ作りの核心を突いた内容で実用性の高い一冊。

科学 × 楽器

楽器に抑えがたい興味を持ち、
かつ数式をも恐れないあなたにオススメ!

『楽器の物理学』

原書名:THE PHYSICS MUSICAL INSTRUMENTS

岸 憲史 訳
久保田 秀美 訳
吉川 茂 訳

定価:8,250円(本体7,500円+税10%)

B5変・784頁

ISBN:978-4-621-06569-3

楽器の物理についての体系的な解説書。物理学的に楽器のもつ機能を捉え、振動励起と音の放射の現象を数学的な明確さをもって説明。振動系と音波についての基本原理を解説する前半部と、弦楽器、管楽器、打楽器に分類された個々の楽器について解説する後半部からなる。数学的な厳密さを重んずる一方で、多くの写真や図を使用してわかりやすく説明する。

科学 × 鉄道

SL「シュッシュッポッポ」の
深い意味とは・・・!?

『物理で広がる鉄道の魅力』

半田 利弘 著

定価:2,090円(本体1,900円+税10%)

A5・184頁

ISBN:978-4-621-08289-8

主に車両を中心に鉄道全般のさまざまな技術について、たとえばSLの動くしくみ、電車の架線やモーター、交流とVVVF、空気ブレーキや回生ブレーキなどのブレーキのしくみ、軸受けや車体の空気抵抗、線路の曲線やカント、勾配を克服する秘密、信号やATS・ATCの原理、レール・トンネル・橋梁、ICカードや券売機、みどりの窓口のシステムといった鉄道ファンには馴染みの深い原理や現象を、物理学的な視点からわかりやすく解説。また、鉄道に関するさまざまな話題を凝縮した興味深いコラムも掲載。解説に使用される物理の知識は、概ね高校で学習する物理学の内容を基準にしている。また、鉄道雑誌やインターネットの記事などで取り上げられることの多い固有名詞なども多く登場するので、こうした記事内容をさらに深く理解したい人にも最適の書。

数学 × デザイン

16世紀ごろのドイツで描かれた、風変わりな多面体の数々。あなたのインスピレーションを刺激します!

『ルネサンスの多面体百科』

原書名:Fantastic Geometry–Polyhedra and The Artistic Imagination in The Renaissance

宮崎 興二 編訳

定価:6,380円(本体5,800円+税10%)

A5・310頁

ISBN:978-4-621-30311-5

古代ギリシア・ローマ時代(=現在のヨーロッパの文化基盤)の文化復興のため14世紀にイタリアから始まったルネサンスはやがてドイツ、フランスさらに西欧各国に広まったが、この時代に発明された印刷術によって様々な独創的な多面体や透視図(=多面体を立体的に見せる表現手法)がイタリア、ドイツ、フランスの科学者や芸術家によって数多く描かれた。本書ではこの時代に描かれたユニークで著名な多面体のすべてをそれぞれの周辺の歴史的な流れとともに解説したものである。著名な多面体を網羅した類書はないため、数学者のみならず、美術・インテリアデザイン・建築分野の関係者にとってもデザイン発想のヒントを与えてくれる。●科学から芸術までのあらゆる分野の多面体を収録●ダ・ヴィンチからケプラーまで著名人の作品も網羅●歴史的な流れにも触れたユニークな解説●デザイン発想のヒントにもなる図版満載●専門用語や数式を使わないので誰でも読める

数学 × 美学

「科学なくしては芸術もなし」と確信していた原著者『ギカ』。様々な美を数学的に分析しています!

『黄金比原論 美といのちの幾何学』

原書名:The Geometry of Art and Life

パウロ パトラシュク 訳
宮崎 興二 監訳

定価:6,380円(本体5,800円+税10%)

A5・192頁

ISBN:978-4-621-30678-9

自然界に存在するものや伝統的造形物がなぜ美しいのかについて、幾何学を援用して考察した、本分野世界初の入門書の翻訳。本書は原著者ギカが1946年、米・南カリフォルニア大学やメアリー・ワシントン・カレッジで美学教授として教鞭を執っていた際の講義用テキストとして出版されたもので、「黄金比がなぜ美しいか」「自然界に存在しているものがなぜ美しいか」を初めて幾何学的に解き明かした古典として有名。なお、このテキストはギカが1927年に執筆した大著『自然と美術における比例の美学』と1931年に執筆した大著『黄金比』のエッセンスを抽出して出版されたものであるため、初学者から専門家までが読める内容構成。現在、黄金比や自然界の幾何学的な美に関する類書は幾つも刊行されているが、これらの書籍の源流に位置するのが本書。

天文 × 文学

「がらんとした桔梗色の空」とは何か。
現代の天文学者が、宮沢賢治の宇宙を考察します!

『天文学者とめぐる宮沢賢治の宇宙 イーハトーブから見上げた夜空』

谷口 義明 著
渡部 潤一 著
畑 英利 著

定価:2,640円(本体2,400円+税10%)

四六・242頁

ISBN:978-4-621-30734-2

宮沢賢治(1896-1933)は日本を代表する詩人・童話作家の一人で、岩手県花巻市に生まれ、わずか37年の生涯の中で膨大な短歌と詩、童話を書き残した。幼い頃から鉱物や植物の採集、星空の観察に興味を持ち、地質の調査に取り組み、教師や農業指導者としての一面を持っていたため、彼の作品には科学知識が随所に盛り込まれている。代表作『銀河鉄道の夜』はいまから100年前に書かれたものながら、「現代天文学」で理解できる部分も多いという。

アインシュタインが一般相対性理論を発表してからおよそ10年後、岩手で教師として過ごした賢治は、天文学の専門知識をいつどこで得たのか。すべてが創造だとしたら、いったい賢治は宇宙をどのように見ていたのだろうか。天文学会きっての賢治マニアとして知られる天文学者の著者が、賢治作品の中から天文学に関連する記述を取り上げ、天体写真などとともにその謎や信憑性について考察する。

生物学 × 社会学

カニムシのようなもの、ツノを持つもの、
人を刺すもの、そしてさまよえる幼虫。
彼らの存在理由にせまる!

『兵隊を持ったアブラムシ』

青木 重幸 著

定価:2,420円(本体2,200円+税10%)

四六・206頁

ISBN:978-4-621-08792-3

どうぶつ社書籍の復刊。社会生物学論争に大きな話題を投げかけた兵隊アブラムシの発見譚。アブラムシの小さな“社会”には、親に似ていない奇妙な幼虫が現われる。カニムシのようなもの、ツノを持つもの、人を刺すもの、そしてさまよえる幼虫。 彼らの存在理由は何だろうか。大胆な仮説が意外な事実の発見へと導いていく。講談社出版文化賞第1回科学出版賞受賞作。

生態学 × 言語

長年森林を相手にしてきた生態学者が趣味も交えて語る、ユニークな読み物!
森林科学論・森の雑記帳です。

『新装版 ことわざの生態学 森・人・環境考』

只木 良也 著

定価:2,420円(本体2,200円+税10%)

四六・244頁

ISBN:978-4-621-30488-4

「万人の知恵、一人の機知」 「神授の詞章」 といわれることわざ。 日頃なにげなく使っているものの、あるときふっとそれに深い意味を感じたり、 なるほどうまくいったものだと膝を打ったりすることはありませんか?故事ことわざ、 成句や慣用句をモチーフに、 森の自然のしくみとはたらき、 森と人との付き合い、 森を介した環境問題への提言などを綴ったユニークな読みもの。 長年森林を相手にしてきた生態学者が趣味も交えて語る、森林科学論 ・ 森の雑記帳です。

本書は1997年に 「丸善ブックス」 の一冊として刊行され、 森林生態学の入門書として読み継がれてきた書籍の新装版です。
ことわざの成立ちなどを知りながら身のまわりの環境について考える機会が生まれたり、 先人たちの知恵、 森と人間のかかわりなどを知ることにより自らの生き方や生活、 環境などへの今に通じるヒントがちりばめられています。

情報工学 × 倫理

予備知識なしで一つひとつ疑問を解いていく。
AIを過大視する見方や悪夢のシナリオを乗り超えよう!

『AIの倫理学』

原書名:AI Ethics

直江 清隆 訳者代表

定価:2,640円(本体2,400円+税10%)

四六・208頁

ISBN:978-4-621-30588-1

●AIを過大視する見方や悪夢のシナリオを乗り超え、具体的に人工知能がもたらす様々な倫理的疑問に対して一つひとつ丁寧に回答、受け入れ可能な統合的な見方を提示

●技術的、哲学的、実践的側面がバランスよく記述され、AIやAI社会のデザインを開かれた形で人間中心なものとして発展させるためのアイデアを提案

建築 × 思想

ポスト構造主義の代表的哲学者、デリダ。
彼の脱構築の概念は、どのようにして建築家に受け入れられたのか!

『思想家と建築 デリダ』

原書名:Derrida for Architects

松井 健太 訳

定価:2,200円(本体2,000円+税10%)

四六・214頁

ISBN:978-4-621-30453-2

ジャック・デリダ(1930年-2004年、フランス)はポスト構造主義の代表的哲学者である。建築ではデコンストラクティヴィズム(脱構築)の概念でなじみ深い。
デコンストラクティヴィズムという言葉自体は建築分野でもなじみ深く、それに影響を受けたとされる建築作品はいくつか思い浮かぶため、建築形体や建築スタイルとしてのデコンストラクティヴィズムは何となく理解しているつもりでも、その思想自体はどのようなものであったのかは、理解できていない者が多い。
そこで本書は単なるデリダ論、ではなく、実作品や建築家の名を挙げながら、そもそもがどのような思想で、どのように建築家に受け入れられ、デザインとして昇華されていったのかを、わかりやすく解説している。

研究発表 × わびさび

「抑制」 × 「シンプル」 × 「自然さ」
プレゼンの本質を理解して、一味違ったプレゼンをしよう!

『プレゼンテーションZen 第3版』

原書名:Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery, Third Edition

ガー・レイノルズ 著
熊谷 小百合 訳
白川部 君江 訳

定価:2,860円(本体2,600円+税10%)

B5変・352頁

ISBN:978-4-621-30620-8

世界的ベストセラー「プレゼンテーションZen」の改訂3版。今改訂でも、著者ガー・レイノルズ氏による「プレゼンテーションZen」の基本原則「抑制」「シンプル」「自然さ」はそのままに、TEDx等でのプレゼンサンプルも写真・スライドともに多く引用し、最新情報で内容をアップデート。また、スティーブ・ジョブズに学ぶ教訓やライブエイドでのクイーンのライブに学ぶプレゼンコラムなど、「伝わる」プレゼンのためのヒントも満載。更にこの日本語版では、昨今の社会情勢を踏まえ、著者による「オンラインプレゼンテーション」に関するオリジナルの解説を加えています。


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