黄金比原論

黄金比原論

美といのちの幾何学
原書名 The Geometry of Art and Life
著者名 パウロ パトラシュク
宮崎 興二 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2021年12月
判型 A5 210×148
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-621-30678-9
Cコード 1041
NDCコード 414
ジャンル 数学・統計学 >  幾何学

内容紹介

自然界に存在するものや伝統的造形物がなぜ美しいのかについて、幾何学を援用して考察した、本分野世界初の入門書の翻訳。本書は原著者ギカが1946年、米・南カリフォルニア大学やメアリー・ワシントン・カレッジで美学教授として教鞭を執っていた際の講義用テキストとして出版されたもので、「黄金比がなぜ美しいか」「自然界に存在しているものがなぜ美しいか」を初めて幾何学的に解き明かした古典として有名。なお、このテキストはギカが1927年に執筆した大著『自然と美術における比例の美学』と1931年に執筆した大著『黄金比』のエッセンスを抽出して出版されたものであるため、初学者から専門家までが読める内容構成。現在、黄金比や自然界の幾何学的な美に関する類書は幾つも刊行されているが、これらの書籍の源流に位置するのが本書。

目次

第1章 空間と時間における比例
第2章 黄金比
第3章 多角形
第4章 多面体
第5章 タイル貼りとブロック積み
第6章 いのちの幾何学
第7章 かたちの伝統
第8章 黄金比の広がり
第九章 美の協奏曲



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