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【丸善創業150周年】出版物で辿る丸善の歴史
明治2年、福沢諭吉の門下であった
早矢仕有的が創業した丸善。
「日本の発展と、人びとの幸福に寄与する」
という想いから
西洋の知識や文化を日本に紹介し
人と知との出会いをつないできました。
2019年1月、丸善は150周年を迎えます。
丸善雄松堂、丸善ジュンク堂書店、
丸善出版となった私たちは
創業来の想いをしっかりと受け継ぎ、
時代とともに変化する多様な知との出会いを、
皆さまにお届けします。
合言葉は、「未知をひらく、これからも。」
150年の感謝を込めて。
この節目の年に、丸善の出版物を振り返ることにいたしました。
それぞれの時代を象った、丸善グループの写真や画像を公開いたします。
全12回の連載を予定しておりますので、どうぞご期待ください。
丸善出版 創業150周年記念プロジェクトチーム
明治の丸善
明治2(1869)年、近代日本のスタートと時を同じくして「丸善」は誕生しました。
創業者の早矢仕有的は、医師として成功を収めていたにもかかわらず、福澤諭吉の教えに触れ、「いま自分が果たすべきことは日本人の幸せのために、外国商館に奪われつつある国益を取り戻すため事業を起こす」ことだと決意し、商売には素⼈ながらも、事業を通じてプロを目指したのが「丸善」の黎明期の姿でした。
明治になったばかりの当時の人々は、新しい知識を得ようと知的好奇⼼は旺盛で、「丸善」が紹介・提供した洋書、文化雑貨はその期待に応えるものでした。
創業の翌年に東京日本橋に店を開設。その翌年には大阪、翌々年には京都にと支店を設けていきます。
~明治時代編~ つづきはこちら>>
明治時代の日本橋の書店と唐物店 |
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7月 オイルショックとその後の回復期(昭和48年~昭和60年)
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