温度・熱、圧力
著者名 | 日本化学会 編 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2005年07月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 572ページ |
ISBN | 978-4-621-07305-6 |
Cコード | 3343 |
NDCコード | 432 |
ジャンル | 化学・化学工学 > シリーズ化学・化学工学 > 第5版実験化学講座(全31巻) |
内容紹介
実験化学の基盤をなす熱力学量の測定技術をとりまとめた解説書。旧版の形式を踏襲しつつすべての項目を刷新しており、熱力学データベース、超微量試料・微小領域の熱測定や熱分析、極低温熱測定、バイオカロリメトリー、高圧は最新の装置、結果を記載した。熱測定、高圧測定を行う際の良き参考書となるよう、温度、圧力、熱量測定のポイントを具体例をもって詳述。
目次
1 熱力学と熱測定
1.1 実験化学における熱力学と熱測定
1.2 熱力学データの取扱いと発表形式に関する国際基準
1.3 熱力学デ-タベ-ス
2 温度測定
2.1 はじめに
2.2 温度測定の原理
2.3 温度計の種類とその留意点
2.4 特殊な温度測定
3 熱分析
3.1 概説
3.2 データの取扱いと国際基準,標準化,標準サンプル
3.3 示差熱分析と示差走査熱量測定
3.4 温度変調示差走査熱量測定
3.5 外場下熱分析
3.6 高感度高分解能示差熱分析
3.7 走査型プロ-ブ顕微鏡を利用した表面の局所熱分析
4 非反応系のカロリメトリ-
4.1 概説
4.2 熱容量測定
4.3 温度ジャンプカロリメトリー
4.4 蒸発熱測定
4.5 昇華熱測定
4.6 混合熱測定
5 非反応系の特殊なカロリメトリ-
5.1 極低温での熱容量測定
5.2 高温での熱容量測定
5.3 熱容量スペクトロスコピ-
5.4 凝縮気体および蒸着試料カロリメトリ-
5.5 磁場下での熱容量測定
5.6 高圧下での熱容量測定
6 反応系のカロリメトリ-
6.1 概説
6.2 燃焼熱測定
6.3 液―液および固―液反応熱測定
6.4 気―固反応熱測定
6.5 滴定カロリメトリ-
6.6 高温での反応カロリメトリ-
7 界面現象のカロリメトリ-
7.1 固体の表面エネルギー
7.2 浸漬熱と吸着熱
7.3 浸漬熱の測定
7.4 吸着熱の測定
7.5 溶液からの吸着熱の測定
7.6 吸着分子膜の熱測定
8 バイオカロリメトリー
8.1 概説
8.2 生体分子の安定性と熱測定
8.3 生体分子間相互作用の熱測定
8.4 関連した熱力学的測定:分子体積と圧縮率
8.5 触媒作用の熱測定
8.6 細胞・微生物の熱測定
8.7 生体の熱測定
9 平衡蒸気圧の測定
9.1 概説
9.2 一成分系(その1―水溶液および有機物質)
9.3 一成分系(その2―高温無機物質)
9.4 二成分系
10 関連する物性量の測定
10.1 熱重量測定
10.2 熱膨張率
10.3 圧縮率
10.4 熱機械測定(粘弾性)
10.5 熱伝導率と熱拡散率
10.6 気体のビリアル係数
11 高圧下での測定
11.1 超高圧力の発生と圧力測定
11.2 超高圧固体物性の測定
11.3 流体圧力の発生と圧力測定
11.4 高圧流体物性の測定
11.5 高圧下の物質合成:無機化合物
11.6 高圧下の物質合成:有機化合物
11.7 高圧下の生化学反応
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