内容紹介
今日の日本は世界有数の紙・パルプ工業国であり、米国に次ぐ世界上位の製紙量を誇っている。日本における近代製紙業の発展史に残る経営リーダーのなかから、王子製紙の創業に深く関わった大川平三郎と、その発展に尽くした藤原銀次郎の二人を取上げる。いずれが「製紙王」なのか?ライバルとしての熾烈な競争、そして3社の大合同に至るまでのドラマティックな展開の中に二人の対照的な企業家、経営者としての姿を浮き彫りにする。
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