内容紹介
近代における日本の企業家たちは、ほとんど例外なく国益を考慮して、国産品の製造と輸出を志向していた。ブリヂストンの石橋正二郎は将来性のあるタイヤ市場を日本企業の手中に収めることを夢に描いた。サントリーの鳥井信治郎は国産ウイスキーの開発、製造に全力を傾けた。この巻では、「工業報国」と「洋酒報国」を、自らの商業経験を最大限に活用する中で実現していった二人の足跡をたどる。
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近代における日本の企業家たちは、ほとんど例外なく国益を考慮して、国産品の製造と輸出を志向していた。ブリヂストンの石橋正二郎は将来性のあるタイヤ市場を日本企業の手中に収めることを夢に描いた。サントリーの鳥井信治郎は国産ウイスキーの開発、製造に全力を傾けた。この巻では、「工業報国」と「洋酒報国」を、自らの商業経験を最大限に活用する中で実現していった二人の足跡をたどる。