内容紹介
いつの頃からか「京都企業」という言葉が、人々の口の端に上るようになった。それは、京都を拠点として急速に成長する一群のベンチャー企業が注目を浴びたからである。高度成長の過程で着目されたベンチャー企業が、およそ反対の極にあるような古都に花開く様が、この言葉を作り出したのであろう。そうした「京都企業」のイメージを作る上で先駆けとなる事業を作ったのが、オムロンの立石一真とワコールの塚本幸一である。
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いつの頃からか「京都企業」という言葉が、人々の口の端に上るようになった。それは、京都を拠点として急速に成長する一群のベンチャー企業が注目を浴びたからである。高度成長の過程で着目されたベンチャー企業が、およそ反対の極にあるような古都に花開く様が、この言葉を作り出したのであろう。そうした「京都企業」のイメージを作る上で先駆けとなる事業を作ったのが、オムロンの立石一真とワコールの塚本幸一である。