内容紹介
幕末・維新期の日本は今日の世界的なリーディングカンパニーの基礎を築いた企業家を多く生み出した。そのなかには先進的な欧米の情報や知識、思想を取り入れ、人々の健康と衛生を護る産業を興した企業家もいた。ここでは、日本で最初の調剤薬局・資生堂を開業し、国産の優良化粧品製造に歩を進めた福原有信と石鹸製造から歯磨製造への進展を見せたライオンの創始者・小林富次郎の冒険的かつ啓蒙的な企業家精神を検証する。
理工・医学・人文社会科学の専門書出版社
幕末・維新期の日本は今日の世界的なリーディングカンパニーの基礎を築いた企業家を多く生み出した。そのなかには先進的な欧米の情報や知識、思想を取り入れ、人々の健康と衛生を護る産業を興した企業家もいた。ここでは、日本で最初の調剤薬局・資生堂を開業し、国産の優良化粧品製造に歩を進めた福原有信と石鹸製造から歯磨製造への進展を見せたライオンの創始者・小林富次郎の冒険的かつ啓蒙的な企業家精神を検証する。