創造設計学

創造設計学

著者名 中尾 政之
発行元 丸善出版
発行年月日 2003年09月
判型 B5 257×182
ページ数 204ページ
ISBN 978-4-621-08661-2
Cコード 3353
ジャンル 機械・金属・材料 >  機械工学一般
機械・金属・材料 >  シリーズ機械・金属・材料 >  機械工学基礎コース

内容紹介

工学系の学生、研究者のための教科書。新しいモノを設計するための効果的方法を「課題設定」「創造設計」「知識活用」の三つの柱を用いて解説。現代のモノ作りの問題点を浮き彫りにするとともに、独創的な課題を設定し、脳を活性化して、蓄積した知識を有効な形で再利用する思考技術を、著者の経験に基づいた事例を用いて分かりやすく説く。

目次

はじめに―課題設定・創造設計・知識活用―
 0.1 課題設定の重要性
 0.2 創造設計の重要性
 0.3 知識活用の重要性
 0.4 新しい創造設計学に向けた試み
1 設計思考過程を思考展開図で可視化する
 1.1 思いを言葉に、言葉を形に、形をモノに
 1.2 思考展開図で可視化しよう
 1.3 実際の思考過程は順に決まらない
 1.4 思考展開図をもっと描いてみよう
 1.5 制約条件が設計に立ちふさがる
2 思考展開図を用いてコンサルティングする
 2.1 課題を構造化する
 2.2 心理的慣性力から脱出する
 2.3 目的化した手段を再構築する
 2.4 設計思考過程を各種の方法でコンサルティングする
3 思考演算で設計解を展開する
 3.1 多くの人が思考演算子を提唱している
 3.2 思考演算で設計を豊かにしよう
 3.3 課題や制約を緩和する
4 公理的設計で設計解を最適化する
 4.1 Axiom 1「独立公理」
 4.2 Axiom 2「情報公理」
 4.3 公理的設計で機能を考える
 4.4 FRとDPのベクトルの次数が一致しない
 4.5 干渉成分を消去する
5 思考展開図で発明を特許化する
 5.1 特許の構成と権利化
 5.2 発明を特許にするまでの思考展開:子供用飲み口の例
 5.3 発明を特許にするまでの思考展開:人工発声器の例
 5.4 発明を特許にするまでの思考展開:デジタル黒板と黒板消しの例
 5.5 発明を特許にするまでの思考展開:腕時計型記録体の例
 5.6 特許申請の知識
6 破壊的イノベーションで現状を打破する
 6.1 破壊的イノベーションが発生した事例
 6.2 破壊的イノベーションの予測
 6.3 顧客が望む価値の変化
7 創造設計演習で創造設計を体験する
 7.1 創造設計教育を実施しようとする背景
 7.2 実際に実施した創造設計教育
 7.3 創造設計教育の評価
 7.4 創造設計教育の将来
8 創造設計への挑戦心を鼓舞する
 8.1 創造設計で脳を活性化させる教育を目指す
 8.2 創造設計の具体的な指導方法を考える
 8.3 創造設計で世界一の研究を目指す
 8.4 創造設計に適するチームを検討する    
9 創造設計エンジンで知識を活用する
 9.1 設計知識は本当に役に立つのか
 9.2 設計とITの融合だけでは知識は活用できない
 9.3 欲しい設計知識がデータベースに見つからない
 9.4 創造設計エンジンで設計知識を活用する
 9.5 思考展開図を半数の人は簡単に描ける
 9.6 知識媒体として3D-CADは有用である
10 デジタルマイスターで生現場を知識支援する
 10.1 デジタルマイスタープロジェクトの背景
 10.2 生産現場でナレッジマネジメントが進まない理由 
 10.3 デジタルマイスターの有効なナレッジマネジメント手法
 10.4 ライブラリ化とコマンド化
 10.5 実際に開発した知識支援システムの例
 10.6 知識が生み出される場の開発
11 失敗知識の再利用で損失回避する
 11.1 失敗知識を組織として再利用できるまで
 11.2 違法でも不倫でも、知識を生み出したのが良い失敗である
 11.3 機械設計プロセスにおける失敗知識の活用方法
 11.4 失敗知識データベースの構築
おわりに ―日本の課題の設定―
 12.1本再生のために課題設定する
 12.2 日本の制約条件が変化する
 12.3 おわりに教育の途中成果を報告する

出版社からのメッセージ

本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。
旧ISBN:978-4-621-07296-7
内容に変わりはありません。

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(本体4,000円+税10%)