極論で語る感染症内科

極論で語る感染症内科

著者名 岩田 健太郎
香坂 俊 編集協力
発行元 丸善出版
発行年月日 2016年01月
判型・装丁 A5 210×148 / 並製
ページ数 166ページ
ISBN 978-4-621-08978-1
Cコード 3047
ジャンル 医学・薬学 >  臨床医学・内科系 >  内科学一般
医学・薬学 >  臨床医学・内科系 >  感染症・AIDS
医学・薬学 >  シリーズ医学・薬学 >  【極論で語る】シリーズ

内容紹介

岩田健太郎氏が『極論で語る』シリーズ を執筆。「感染症のすべてを一冊で語れるワケではないが、診療のスタイルには筋を通したい!」。そんな著者の言葉を体現した一冊になった。抗菌薬を選ぶときのコンセプト、現行のガイドラインを読むときにどうしても知っておいてもらいたいこと、感染症にまつわる臨床的な問題を考える際に、頭の片隅に置いておきたい内容を13章にまとめた。

目次

1章 序論:抗菌薬の「極論」的選択 その1
 極論1 抗菌薬は「消去法」で選ぶものと心得る
 極論2 必要以上に感受性に引っ張られない
 極論3 PK/PDを意識できて一人前
 極論4 その理解は投与量・投与間隔へと集約される
 コラム1 基礎医学と臨床医学の間:“inoculum effect”と“Eagle Effect”
2章 序論:抗菌薬の「極論」的選択 その2
 極論1 副作用は相対的に捉える
 極論2 FOCUS comes FIRST
 極論3 自分たちの未来のために培養をとる
 極論4 非劣性のマージン決定には「誰か」の意思が働く
 コラム1 イワケンの情報検索の方法
      その1:PubMedとGoogle Scholarを活用する  
3章 急性咽頭炎と中耳炎の治療戦略
 極論1 スコアリングシステムに使われる?
 極論2 咽頭炎はペニシリンをとことん使い倒す
 極論3 軽症か? 難治性か? それが問題だ!
 極論4 中耳炎のガイドラインはきっちり読み込む 
4章 肺炎の治療戦略
 極論1 Gram Stain Rules
 極論2 痰が出なければ,頭を使え
 極論3 グラム染色は世界のトレンド
 コラム1 オラペネムとオゼックスが小児肺炎の入院を減らしたのか?
5章 カテ感染の治療戦略
 極論1 “抜けば治る”と誰がいったのか?
 極論2 院内感染は「あってはならない」
 極論3 カテ感染はカテの感染ではない
6章 骨関節感染の治療戦略
 極論1 感染症医が“その怖さ”を一番知っている
 極論2 決められた期間,とことんNarrowに
7章 髄膜炎の治療戦略
 極論1 ワクチンの普及が髄膜炎を叩く
 極論2 たとえ髄膜炎でもカルバペネムを使わない
 極論3 バンコマイシン耐性は,バンコマイシンが原因ではない
 コラム1 MRSA腸炎は実在するか?
 コラム2 イワケンの情報検索の方法
      その2:スマホと「調べること」
8章 尿路感染の治療戦略
 極論1 とことんシンプルに考える
 極論2 キノロンを薦めるのはなぜですか
 極論3 無症候性細菌尿の治療は例外
 極論4 予防は治療に常に勝る
9章 胆管炎の治療戦略
 極論1 スルペラゾンは3つの意味で不正解
 極論2 ぶっちゃけ閉塞の解除がすべて
 極論3 Tokyo Guidelineを読んで「考える」
 極論4 治療期間は短くいこう
 コラム1 ピロリ菌は除菌すべきか
10章 急性細菌性腸炎の治療選択(カンピロバクター腸炎)
 極論1 カンピロバクターでは“患者を治せ”
 極論2 便検査にはコツがある
 極論3 カンピロバクターの除菌は“食品関係者”に絞る
 極論4 ベイズを実践せよ
11章 性感染症の治療戦略
 極論1 乱用がMycoplasma genitaliumを強くする
 極論2 ミノマイシンは温存せよ
 極論3 ESBL産生菌は揉めごとのタネ
 コラム1 こんなの,来ないほうがよいに決まっていますが…… 
12章 インフルエンザの治療戦略
 極論1 迅速キット<<<臨床像
 極論2 症状がなければ治療もできない
 極論3 「岩田モデル」でに原価してみてはどうか
 極論4 エボラ対策も元はインフルエンザから
 コラム1 統計の誤用,再び
13章 HIV/AIDSの治療戦略
 極論1 ARTはツルバダとストックリンから
 極論2 エファビレンツはかくして消えた?
 極論3 ゲーム理論でひも解くART
 極論4 そしてコストと錠数を詰める

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定価:本体3,500円+税
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