発生生物学

発生生物学

生物はどのように形づくられるか
著者名 大内 淑代
野地 澄晴
発行元 丸善出版
発行年月日 2013年07月
判型 新書 174×112
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-621-08689-6
Cコード 0345
NDCコード 463
ジャンル 科学一般 >  シリーズ科学一般 >  サイエンス・パレット
生物・生命科学 >  生物一般
新書 >  サイエンス・パレット

シリーズ紹介

学問は絵の具、心はキャンバス。 思い思いの色を混ぜ合わせ、自身のキャンバスを豊かな教養で彩ってみませんか? サイエンス分野の教養を1冊にまとめ、あなたの「知りたい」に応えます。

内容紹介

ヒトの体は約60兆個の細胞でできている。この60兆個の細胞はもともとはたった1個の細胞「受精卵」が分裂をくりかえし、増殖してできたもの。1個の細胞からどのようにしてヒトの身体ができていくのか。その謎を解く学問が発生生物学。本書は、英国の著名な発生生物学者であるウォルパート博士が執筆した発生生物学の入門書。発生生物学の最近の成果からわかってきた最も驚くべきことは、「地球上の生物において、どれほど姿形が多様であっても、発生に使う遺伝子セットは共通である」ということである。たとえば、象と昆虫は体の形や大きさがまったく違うが、これら2つの動物は、その体づくりに利用している遺伝子のセットは同じで、「遺伝子セットの使い方」が異なる。本書では、生物の形づくりのメカニズムの基本概念をわかりやすく解説。我々の精巧な体がどのようにできるのか、その不思議に興味のある人に是非読んでほしい一冊。

目次

序章
1 細胞
2 脊椎動物
3 無脊椎動物と植物
4 形態形成
5 生殖細胞と性
6 細胞分化と幹細胞
7 器官
8 神経系
9 増殖,がん,老化
10 再生
11 進化

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