食品分析

食品分析

著者名 社団法人 日本分析化学会
発行元 丸善出版
発行年月日 2011年09月
判型 A5 210×148
ページ数 280ページ
ISBN 978-4-621-08422-9
Cコード 3343
ジャンル 化学・化学工学 >  分析化学 >  試料分析講座シリーズ
環境科学・生活科学 >  生活科学 >  栄養学・食品学

内容紹介

食品分野では近年、食品に関する研究は大きな発展をとげ、従来の栄養特性(一次機能)、嗜好特性(二次機能)に加え、生体調節機能(三次機能)に関する研究が活発に行われている。このような食品研究の発展は、最近の分析技術や分析機器の進歩に負うところが多く、微量成分の分離や定量法、精度の高い構造解析技術などの知識は不可欠。一方で食の安心・安全を取り巻く状況は依然として厳しく、食品添加物、残留農薬等の規制の問題のほか環境問題から派生する食への影響などの計測も必要。このような状況を考慮して本書では、「食の嗜好特性」の観点から呈味成分と香気成分を、「食の安心・安全」の観点から食品添加物・農薬を、また「生体調節機能」の観点から機能性評価法をとりあげた。いずれも各分野の第一線で活躍し、実務に精通している執筆陣により必須のスキル・ノウハウを詳述。試料分析が確実にできる実務書。

目次

1 呈味成分
 1.1 甘味成分
  1.1.1 高速液体クロマトグラフィー
  1.1.2 キャピラリー電気泳動法
 1.2 酸味成分
  1.2.1 ガスクロマトグラフィー
  1.2.2 高速液体クロマトグラフィー
  1.2.3 キャピラリー電気泳動法
 1.3 うま味・苦味成分
  1.3.1 グルタミン酸
  1.3.2 5'-モノヌクレオチド
  1.3.3 カテキン類
  1.3.4 フラバノン配糖体
  1.3.5 リモノイド
2 香気成分
 2.1 食品中の香気成分
 2.2 香気成分の分離濃縮法
  2.2.1 溶媒抽出法
  2.2.2 固相抽出法(直接カラム濃縮法)
  2.2.3 減圧水蒸気蒸留法
  2.2.4 減圧連続蒸留抽出法
  2.2.5 ヘッドスペースガス分析法
  2.2.6 固相マイクロ抽出法
  2.2.7 香気成分の濃縮法の比較
 2.3 匂い濃縮物の分画
  2.3.1 匂い濃縮物の分画の実際
 2.4 香気成分の機器分析
  2.4.1 ガスクロマトグラフィー
3 食品添加物
 3.1 食品添加物の概要と食品添加物分析の意義
 3.2 保存料
  3.2.1 安息香酸,ソルビン酸,デヒドロ酢酸の分析法
  3.2.2 パラオキシ安息香酸エステル類,パラオキシ安息香酸メチルの分析法
  3.2.3 プロピオン酸の分析法
 3.3 甘味料
  3.3.1 サッカリン,サッカリンナトリウムおよびアセスルファムカリウムの分析法
  3.3.2 アスパルテームの分析法
  3.3.3 スクラロースの分析法
  3.3.4 サイクラミン酸の分析法
 3.4 着色料
  3.4.1 酸性タール色素の分析法
 3.5 酸化防止剤
  3.5.1 ブチルヒドロキシアニソール,ジブチルヒドロキシトルエン,没食子酸プロピルおよびt-
        ブチルヒドロキノンの分析法
  3.5.2 エリソルビン酸およびアスコルビン酸の分析法
  3.5.3 エチレンジアミン四酢酸(EDTA)の分析法
 3.6 漂白剤
  3.6.1 亜硫酸,次亜硫酸およびこれらの塩類の分析法
 3.7 発色剤
  3.7.1 亜硝酸の分析法
 3.8 防かび剤
  3.8.1 ジフェニル,オルトフェニルフェノールおよびチアベンダゾールの分析法
  3.8.2 イマザリルの分析法
 3.9 品質保持剤
  3.9.1 プロピレングリコールの分析法
4 農薬
 4.1 農薬分析概要
  4.1.1 はじめに
  4.1.2 試料採取および試料調製法
  4.1.3 抽出
  4.1.4 精製
  4.1.5 測定
 4.2 一斉分析法
  4.2.1 はじめに
  4.2.2 GC/MSによる農薬等の一斉試験法(農産物)
  4.2.3 LC/MSによる農薬等の一斉試験法Ⅰ(農産物)
  4.2.4 LC/MSによる農薬等の一斉試験法Ⅱ(農産物)
 4.3 同時分析法
  4.3.1 はじめに
  4.3.2 有機塩素系農薬
  4.3.3 有機リン系農薬(その1)
  4.3.4 有機リン系農薬(その2) 
  4.3.5 ピレスロイド系農薬
  4.3.6 アラクロール等
  4.3.7 カルバメート系農薬(その1)
  4.3.8 カルバメート系農薬(その2)
  4.3.9 カルバメート系農薬(その3)
  4.3.10 スルホニル尿素系農薬
  4.3.11 フェノキシ酸系農薬
 4.4 個別分析法
  4.4.1 はじめに
  4.4.2 アミトロール
  4.4.3 カプタホール
  4.4.4 アゾシクロチンおよびシヘキサチン
  4.4.5 ダミノジッド
  4.4.6 グリホサート
5 機能性評価法
 5.1 抗酸化能
  5.1.1 概要
  5.1.2 ORAC法
  5.1.3 ABTS法
  5.1.4 DPPH法
  5.1.5 SOSA法
  5.1.6 ESR法
 5.2 アンジオテンシンⅠ変換酵素阻害
  5.2.1 分光分析法
  5.2.2 高速液体クロマトグラフィー
 5.3 糖吸収阻害
  5.3.1 遊離アッセイ系
  5.3.2 固定化アッセイ系
 5.4 ポリフェノール
  5.4.1 分光分析法
  5.4.2 高速液体クロマトグラフィー

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