改訂六版 分析化学便覧

改訂六版 分析化学便覧

著者名 日本分析化学会
発行元 丸善出版
発行年月日 2011年09月
判型 B5 257×182
ページ数 880ページ
ISBN 978-4-621-08409-0
Cコード 3543
NDCコード 433
ジャンル 化学・化学工学 >  化学_事典・便覧・ハンドブック
化学・化学工学 >  分析化学

内容紹介

1961年に第一版が刊行されて以降、10周年ごとに改訂を続けている定評のある便覧の改訂六版。近年における分析化学の広範な普及とナノやバイオの視点に基づく新たな進歩にあたり、改訂五版の編集方針を踏襲しながらも、事典的な要素をもち、インターネットで調べられる断片的情報との差別化を意図して、信頼性の高い便覧の作成を目指した。新たに“機器分析法”の章を設け、分析法の原理、活用方法、利点や欠点、市場価格などを簡潔にまとめ、分析化学の地球儀として分析実務者はもちろん初めて分析に携わる方にも、より利用しやすい実用的な視点の解説を試みた。また、この10年間に新たに進歩した分野(バイオ系/微粒子分析・微粒子計測/MSの普及/ICP/顕微分析/電子顕微鏡/X線分析など)、知見を取り入れ、分析に使用する化学物質の毒性についても記述し、索引も充実。

目次

1 分析化学の発展
 1.1 分析化学の発展小史
 1.2 今世紀の分析化学
 1.3 分析化学の現状と未来
2 化学反応による定性分析
 2.1 化学反応による検出
3 試料の調製法
 3.1 無機系試料
 3.2 有機系試料
4 機器分析法
 4.1 総論
 4.2 機器分析法各論
5 対象別試料分析法
 5.1 金属元素別分析法
 5.2 非金属元素別分析法
 5.3 有機化合物
 5.4 生体物質
6 分析値の信頼性
 6.1 信頼性の概念と用語
 6.2 トレーサビリティー
 6.3 不確かさの見積もり
 6.4 品質管理および品質保証
 6.5 試験所認定制度と技能試験
7 標準物質
 7.1 国際標準化と標準物質
 7.2 標準物質総論
 7.3 分析用標準物質
8 分析化学データ
 8.1 物質定数と諸単位
 8.2 器具・試薬
 8.3 化学反応と基礎数値
 8.4 分離化学
 8.5 重量分析
 8.6 容量分析
 8.7 光分析
 8.8 電気化学分析
 8.9 熱分析
 8.10 X線分析
 8.11 磁気共鳴分析
 8.12 質量分析
 8.13 光電子スペクトル
 8.14 核・同位体利用分析
 8.15 環境分析
 8.16 情報検索

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