内容紹介
生命現象は化学反応の集まりで成り立っている、という「生命現象の必然性」が理解できるよう、本書では生命現象とその背景にある有機化学とのつながりが簡潔に示されている。広範な生化学分野の事項の中から、重要なポイントを抜き出して全体像をつかめるよう工夫。第3版では写真やコラムを最新の情報に差し替え、丁寧な解説と豊富な図表などと合わせ、読みやすく分かりやすいつくりとした。また、随所にあるコラムでは、生化学的な現象がどのように実際の病気などにつながっているかの例が紹介されており、有機化学の理論的な部分から生命科学の応用的な部分までのつながりが見える構成。生命科学系の学生だけでなく、理学系、食品系、工学系で生化学を学び始めた方にも最適な一冊。
目次
18 アミノ酸とタンパク質:生化学のはじめの一歩
19 酵素とビタミン
20 化学メッセンジャー:ホルモン,神経伝達物質,薬物
21 生化学エネルギーの発生
22 炭水化物
23 炭水化物の代謝
24 脂質
25 脂質の代謝
26 核酸とタンパク質の合成
27 ゲノム科学
28 タンパク質とアミノ酸代謝
29 体液
出版社からのメッセージ
本書は『第2版 マクマリー生物有機化学 生化学編』(2007年1月刊)の改訂版です。
本書は改訂版『第4版(原書7版) マクマリー生物有機化学 [生化学編]』(2014年3月刊)を刊行しています。