内容紹介
化学の基礎とライフサイエンスに関連する分野をはじめ、生きるものを理解するためには有益と思われる他の分野にも化学を取り入れて解説した教科書。一般化学から有機化学の範囲ではすべての分野で生物の化学を基本コンセプトにまとめ、生物化学の範囲では幅広い見方ができるよう工夫をこらしている。 また、化学を直感的に理解できるようにオールカラーで図式化し、さらに直接的な実例を多く取り上げている。“なぜ”化学が必要なのかについてきめ細やかなフォローをしながら、化学からライフサイエンスまでの学問の面白さと奥深さを理解できる内容。
目次
18 アミノ酸とタンパク質:生化学のはじめの一歩
19 酵素とビタミン
20 化学メッセンジャー: ホルモン,神経伝達物質,薬物
21 生化学エネルギーの発生
22 炭水化物
23 炭水化物の代謝
24 脂質
25 脂質の代謝
26 核酸とタンパク質の合成
27 ゲノム科学
28 タンパク質とアミノ酸代謝
29 体液
出版社からのメッセージ
本書は改訂版『第3版 マクマリー 生物有機化学 生化学編』(2010年12月刊)を刊行しています。