内容紹介
本書では生命現象とその背景にある有機化学が簡潔に示されており、生命現象の“必然性”が理解できる構成になっている。また、生化学的現象と日常生活の中の化学との関連を強調して解説することで、より興味関心が深まるよう工夫した。新版では、記載内容や演習問題のアップデートのほか、相互に関連する情報を整理するための「概念図」を追加。また前の章と関連する箇所には参照のアイコンを設け、理解を深められるようにした。バイオ系、生命科学系、食品系や理学系、工学系で生命科学を学ぶ多くの学生に理解してもらうことを目標に、視覚的な図や写真、ポイントを強調した化学式を使って解説した教科書。
目次
1 アミノ酸とタンパク質:生化学のはじめの一歩
2 酵素とビタミン
3 生化学エネルギーの発生
4 炭水化物
5 炭水化物の代謝
6 脂質
7 脂質の代謝
8 核酸とタンパク質の合成
9 ゲノム科学
10 タンパク質とアミノ酸代謝
11 化学メッセンジャー:ホルモン,神経伝達物質,薬物
12 体液
出版社からのメッセージ
本書は『第3版 マクマリー 生物有機化学 生化学編』(2010年12月刊)の改訂版です。
本書は改訂版『マクマリー生物有機化学[生化学編] 原書8版』(2018年01月刊)を刊行しています。