キラル化学――不斉合成
著者名 | 日本化学会 編 責任編集 大嶌 幸一郎 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2005年02月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 176ページ |
ISBN | 978-4-621-07556-2 |
Cコード | 3343 |
ジャンル | 化学・化学工学 > 有機化学 > 有機化学反応・有機合成 化学・化学工学 > シリーズ化学・化学工学 > 実力養成化学スクール |
内容紹介
大学院生で不斉触媒について研究している人、ならびに会社で不斉合成をこれからやろうとする人のために実力を養成できる実践テキスト。 企業に就職してから、大学で学んだ専門とは違う分野の仕事についたり、仕事に関連する複数の分野での知識が必要となるケースなどがある。その場合、その分野を特徴づける理論を十分に理解していること、その理論を応用するための基本的な知識を習得していること、理論がどう応用できるかを知っており必要が生じたとき実際に応用できること、が求められる。本シリーズでは、実践の場で応用ができ、自立的に仕事ができる化学者・化学技術者を養成するために、実践に役立つ技術をまとめる。理解できているかどうかを自分で確認できるよう、演習問題を随所に織り込む。 医薬品開発での光学活性化合物の重要性が大であり,不斉合成はその基礎をなすものである。
目次
1. 不斉合成とは
2. 不斉還元
3. 不斉酸化
4. 不斉炭素-炭素結合生成
5. 不斉増幅と不斉自己触媒反応
6. 生体触媒による不斉重合