実用高分子化学

実用高分子化学

著者名 日本化学会
中條 善樹 責任編集
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年03月
判型 A5 210×148
ページ数 196ページ
ISBN 978-4-621-07557-9
Cコード 3343
NDCコード 431
ジャンル 化学・化学工学 >  高分子化学

内容紹介

本書は、高分子に対する基本的な考え方から、ラジカル重合やイオン重合などの連鎖重合、重縮合や重付加の逐次重合を例とした、実際の高分子合成の手法について解説。実際の高分子材料としての利用を考えて、高分子の力学特性や電子機能、光機能などの諸物性を分かりやすく説明。また、企業の研究者、技術者が実務として必要となる、企業での高分子の研究を進める上での心構えや知的財産に関する考え方についても実践的に記載。 日本化学会主催「実力養成化学講座」に特に参加しない企業の研究者、技術者も対象として、高分子化学を基礎から理解したいというときに独学ができるようにも工夫。図を多く取り入れ、各章末に模範解答付きの演習問題が付けられている。企業で実際に高分子化学の知識が必要となり改めて勉強したい、という場合に最適の書であり、企業において高分子化学を一から学びたいという研究者、技術者の助けとなる。

目次

1章 高分子とは
 1.1 高分子とは何か
 1.2 高分子はどのように分類されるか
 1.3 分子設計と材料設計
 1.4 高分子であるがゆえの反応の特徴
 1.5 架橋した高分子
 1.6 高分子の歴史と今後の課題
2章 ラジカル重合,イオン重合,配位重合
 2.1 連鎖重合
 2.2 ラジカル重合
 2.3 イオン重合
 2.4 アニオン重合
 2.5 カチオン重合
 2.6 配位重合
 2.7 開環重合
 2.8 精密重合
3章 重縮合,重付加,付加縮合
 3.1 重縮合(polycondensation)
 3.2 重付加(polyaddition)
 3.3 付加縮合(addition polycondensatin)
4章 高性能高分子
 4.1 はじめに
 4.2 高分子の力学的高性能を目指して
 4.3 高分子の熱的高性能を目指して——耐熱性の限界は……
 4.4 高性能高分子表面——はっ水・はつ油性の限界は……
 4.5 おわりに
5章 高分子の光機能
 5.1 光の基本的性質と分子
 5.2 化学的光機能
 5.3 電子的光機能
 5.4 物理的光機能
 5.5 光機能性高分子の今後
6章 高分子の電子機能
 6.1 エレクトロニクスとイオニクス
 6.2 高分子に導電性をもたせる意義
 6.3 電子伝導性高分子の分子設計
 6.4 イオン伝導性高分子の分子設計
 6.5 まとめ
7章 企業における研究開発
 7.1 はじめに
 7.2 企業における研究開発の位置づけ
 7.3 企業における研究開発の変遷
 7.4 研究開発の使命
 7.5 研究開発での技術の展開
 7.6 研究開発戦略と管理
 7.7 研究開発を成功に導く鍵
 7.8 生きのよい若者たちへのメッセージ
8章 高分子と特許
 8.1 はじめに
 8.2 日本の特許政策を取り巻く環境
 8.3 特許の歴史的な意義
 8.4 特許って何

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