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備えあれば患いなし!知識が救う、防災意識を高める書籍特集!

8月30日~9月5日の防災週間に向け、防災意識を高めませんか?丸善出版刊行の防災に関連する書籍をご紹介します。

「敵(=災害)を知り、己を知れば百戦危うからず」


『天気予報活用ハンドブック 四季から読み解く気象災害』

オフィス気象キャスター株式会社 編

定価:3,300円(本体3,000円+税10%)

発行年月日 2021年03月

A5判・272頁

ISBN:978-4-621-30599-7

天気にまつわる情報は常に進化しています。それは近年メディアでも取りざたされている気象災害の「極端化」や「激甚化」への備えを徹底してほしいという思いから来ているものです。

本書では、基本的な天気図の見方から季節ごとに起こりうる気象災害への備えのヒントについて解説します。

さらに、近年の気象災害事例を取り上げ、実際に当時の天気図を用いながら災害を引き起こす現象がどのように発生したのかという観点から解説し、今後起こりうる災害に備えるための予備知識を提供します。

そのほか、防災に活用してもらいたい情報を体系的にまとめ、気象キャスター経験者の視点から活用のコツとともに紹介します。


『風水害と防災の事典』

風水害と防災の事典編集委員会 編

定価:8,800円(本体8,000円+税10%)

発行年月日 2021年12月

B5判・256頁

ISBN:978-4-621-30646-8

昨今、各地で豪雨や台風などの風水害が甚大な被害をもたらし、防災の重要性が増してきている。SNSなどによって得られる情報の幅は広がったが、適切に信頼できる情報を取得するためにはどのような対応を行えばよいのか。
本書では、適宜事例やイラストを用いながら、まず豪雨や台風現象およびその被害を解説し、状況を理解するための避難への情報発信の種類、タイムラインなどを紹介。命を守るための情報収集や行動、社会的な取り組みを解説する。付録では、過去に起きた災害やそれらを扱った小説、資料館なども紹介。風水害ならびに防災について幅広く知ることができる一冊。


『気象と気候のとらえ方 きまぐれな大気の物理を読み解く』

原書名:Making Sense of Weather and Climate ―The Science Behind the Forecasts

保坂 直紀 訳

定価:3,740円(本体3,400円+税10%)

発行年月日 2018年07月

A5判・336頁

ISBN:978-4-621-30320-7

なぜ穏やかで安定した天気と激しい雨を降らす不安定な天気があるのか。最新のスーパーコンピューターで計算した天気予報が外れることがあるのはなぜか。本書は、そういった素朴な疑問に、背景にある物理を説明する形で答える。しかも数式を使わずに。

熱、大気循環、海流、…いろいろな現象が影響しあう気象。予測にはデータ収集や統計も欠かせない。天気のしくみや気象予報にとどまらず、幅広いテーマを扱いながらも、その根本にある大切な原理をつかむことを目指して書かれている。

数式の多い気象の本で学んだ人には深い理解を、豆知識的に気象に親しんだ人には「なぜ」の理由を。気象に関心をもつすべての人が、見上げた空や天気図の後ろにひそむ科学の物語を読みとるための一冊。


『サイエンス・パレットシリーズ 地震 どのように起きるのか』

纐纈 一起 著

定価:1,100円(本体1,000円+税10%)

発行年月日 2020年05月

新書・146頁

ISBN:978-4-621-30509-6

地球には十数枚のプレートがあり、プレート同士の押し合いによって発生するのが「地震」である。

「地震学」を理解するうえで数式は必要不可欠である。だが、これまでの地震の解説書では文字で説明するものはあっても、数式を用いて原理をふさわしく解説するものはなかった。

本書では、地球の構造や地震の発生原理、これまで考えられてきた地震の定説までを数式を交えながらわかりやすく解説する。


『ダチョウのパラドックス 災害リスクの心理学』

原書名:The Ostrich Paradox. Why We Underprepare for Disasters

中谷内 一也 訳

定価:3,080円(本体2,800円+税10%)

発行年月日 2018年08月

四六判・200頁

ISBN:978-4-621-30330-6

私たちはなぜ、繰り返し災害リスクを見誤り、結果的に準備を怠り、再び災害をうけてしまうのでしょうか。どうすれば、災害リスクに対応することができるようになるのでしょうか。

本書は、私たちが判断を誤る六つの心理的バイアス ―
近視眼的思考癖・忘却癖・楽観癖・惰性癖・単純化癖・同調癖 ― と、その意思決定のプロセスへの影響を豊富な具体例とともに紹介し、これらのバイアスを見込んだ解決へのアプローチを、心理学的な観点から簡潔にまとめています。

「危険に直面すると砂の中に頭を突っ込んでしまう」「頭隠して尻隠さず」などと英語では表現されてしまう飛べないダチョウは、実は、飛べない欠点を克服して、世界で最も速い逃げ足を武器にした危機管理能力の高い動物です。私たちも、本書を武器に、心理的バイアス=欠点を克服し、次こそは災害から逃れられるように、との意味がタイトルに込められています。


『実務に役立つ 地震リスクマネジメント入門』

中村 孝明 著

定価:3,080円(本体2,800円+税10%)

発行年月日 2013年07月

A5判・138頁

ISBN:978-4-621-08696-4

いつ、どこで起きるかわからない地震。このため、多くの企業は差し迫った危機とは認識できず、防災対策の明確な方針を決められないまま、判断を先延ばしにしているのが実状である。しかし、大地震は建物や製造設備に被害を及ぼすだけでなく、長期の事業停止、人命や信頼の損失など、企業活動に深刻な影響を与える。では一体、どの規模までの地震にどの程度の備えをすればよいのか。またどのような対策が経済的なのか。このような難しい問題に合理的な判断基準を提供してくれるのが、地震リスクマネジメント。経営リスクの管理という観点から防災対策の意思決定を支援する、体系化された実践技術である。本書は、企業の経営者や防災を担う責任者、また建設業界の関係者などを対象にした入門書。地震リスクマネジメントの基礎知識からその有効性や実例を紹介し、防災対策を立案するうえで手助けとなる一冊となる。


『リスク共生学 先端科学技術でつくる暮らしと新たな社会』

横浜国立大学先端科学高等研究院 編
横浜国立大学リスク共生社会創造センター 編

定価:3,300円(本体3,000円+税10%)

発行年月日 2018年06月

A5判・230頁

ISBN:978-4-621-30301-6

私たちの暮らす社会には様々なリスクが潜在する。この多様なリスクは独立ではなく互いに関係しあっており、1つのリスクを小さくすることで別のリスクを大きくすることもある。つまり、リスクを完全にゼロにすることは難しい。私たちに求められるのはゼロリスクではなく、社会や組織目的に応じてどのリスクをどのレベルで受け入れ全体としてのバランスをとるかという「リスク共生」の考え方である。

本書では、私たちの社会と暮らしに潜む多様なリスクを研究し、リスクをいかに効果的・効率的に小さく抑え、その心理的ハードルを下げ、社会システムやインフラ、セキュリティ、コミュニケーションなどを構築するか。「リスク共生」によって実現するより良い社会や暮らし、生活の質の向上をはかろうとする取り組み・手法を、具体的な開発事例をあげて簡潔に解説する。


『サイエンス・パレットシリーズ リスク 不確実性の中での意思決定』

原書名:Risk: A Very Short Introduction,First Edition

中谷内 一也 訳

定価:1,100円(本体1,000円+税10%)

発行年月日 2015年04月

新書・248頁

ISBN:978-4-621-08918-7

社会に出ればあらゆる場面でリスクを伴う決断を迫られることがある。旅行、就職・仕事、健康、人間関係といった個人的な判断から、地球環境、原発といった国家レベルの決断にいたるまで、私たちにとって重要で価値があるものが「リスク」 にさらされる。本書は、リスクを完全にゼロにすることは難しいけれど、いかにリスクを小さくおさえ、回避するにはどういった対処をすべきなのか、その基本的な考え方を学べる、リスク分析の入門書。リスクに直面したとき、どうなるのかと不安にさいなまれるのではなく、どうするか、自分で決断・決定できる。そのような人になるための一助となる書。


『自然災害科学・防災の百科事典』

日本自然災害学会 編

定価:26,400円(本体24,000円+税10%)

発行年月日 2022年01月

A5判・806頁

ISBN:978-4-621-30664-2

近年、異常気象に伴う超大型台風の頻繁な発生や、東日本大震災や九州・北海道などで起きた大地震によって、甚大な被害がもたらされることが多くなってきた――これら我々の日常生活に大きな支障をきたす自然災害について、その特徴と防災の知識は現代に生きる人々にとっては知っておくべき知識となってきている。日本の地震学、火山学、気象学などそれぞれの学問分野の専門家、さらには人文・社会科学系、災害医療・看護関係の専門家や行政・民間の実務家たちが、「自然災害」に関する学際的な研究を推進する日本自然災害学会が総力をあげ、自然災害の科学および防災研究の最先端を2p/4pの見開き構成で具体的にわかりやすく解説する中項目事典。


 

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