吉村 和敏

プロフィール

1967年長野県生まれ。写真家。県立田川高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビューする。以後、東京を拠点に世界各国、国内各地を巡る旅を続けながら、意欲的な撮影活動を行っている。2003年カナダメディア賞大賞受賞。2007年日本写真協会賞新人賞受賞。2015年東川賞特別作家賞受賞。 2000年のデビュー作『プリンス・エドワード島』(講談社)で注目を集める。アトランティック・カナダの魅力を紹介した『光ふる郷』(幻冬舎)、世界一美しいといわれるケベック州の紅葉を追いかけた『ローレンシャンの秋』(アップフロントブックス)など作品集を次々と発表。詩人・谷川俊太郎との共著『あさ/朝』『ゆう/夕』(アリス館)は異例のベストセラーとなった。世界各国の風景を青い時間帯に撮影した『BLUE MOMENT』(小学館)、牧歌的な生活風景をまとめた『PASTORAL』(日本カメラ社)、認定されたフランスの美しい村156をすべて撮影した『「フランスの最も美しい村」全踏破の旅』(講談社)はロングセラーになっている。日本をテーマにした『Sense of Japan』『CEMENT』(ノストロ・ボスコ)、『Shinshu』『RIVER』(信濃毎日新聞社)、『雪の色』『NISHIKIGOI(錦鯉)』(丸善出版)は、今までにない風景の作品集として注目を集めた。

著作一覧