著者名 | 東京大学工学教程編纂委員会 編 |
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発行元 | 丸善出版 |
発行年月日 | 2023年06月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 182ページ |
ISBN | 978-4-621-30818-9 |
Cコード | 3343 |
NDCコード | 435 |
ジャンル | 化学・化学工学 > 無機化学 |
内容紹介
幅広い内容をもつ無機化学の特に重要な基本原理を解説.その後に続く金属錯体化学や無機材料の構造・物性へつながる基礎を築くことができる.
1 章では,原子の構造を量子論に基づいて述べ,周期性をもつそれらの性質を解説.
2 章では,原子の結合と,主に共有結合からなる分子構造を解説.構造が決定されるさまざまな理論やモデルについても解説している.
3 章では,主にイオン結合からなる固体物質の構造と,さまざまな原子・イオンの配列が定まる要因について述べ,物質や材料の成り立ちに関する根幹を解説している.
さまざまな化学反応を理解するうえで前提となる基本事項として,4 章では,酸・塩基の定義とそれらの基本反応,5 章では,電子の移動による酸化・還元,電気化学の基礎を解説.
6 章では,さまざまな化合物について,構造と性質の特徴を概説する.対象は非常に広いが,エッセンスにとどめた内容で,構造と性質の相関が理解できる.
目次
はじめに
1 元素と周期律
1.1 元素の起源
1.2 原子構造
1.3 周期律
1.4 原子パラメーター
2 分子の構造
2.1 結合様式
2.2 分子構造
2.3 各種モデルと理論
3 固体の構造
3.1 結晶の構造
3.2 構造を決める原理
3.3 代表的な結晶構造
4 酸・塩基
4.1 酸・塩基の定義と強さ
4.2 気相における酸性度
4.3 塩基の強さ
4.4 アミノ酸の酸・塩基
4.5 溶媒の水平化効果
5 酸化と還元
5.1 標準電位と電気化学系列
5.2 Nernst式と平衡定数
5.3 酸化と還元に関する図
5.4 酸化剤と還元剤
6 各種化合物
6.1 水素の化合物
6.2 s ブロック元素の化合物
6.3 p ブロック元素の化合物
6.4 d ブロック金属の化合物
6.5 f ブロック元素の化合物
6.6 配位化合物
参考文献
索 引
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