小さな地球の大きな世界

小さな地球の大きな世界

プラネタリー・バウンダリーと持続可能な開発
原書名 Big World Small Planet --- Abundance within Planetary Boundaries
著者名 武内 和彦 監修
石井 菜穂子 監修
谷 淳也
森 秀行
発行元 丸善出版
発行年月日 2018年07月
判型 A5 210×148
ページ数 260ページ
ISBN 978-4-621-30302-3
Cコード 3044
NDCコード 519
ジャンル 環境科学・生活科学 >  環境科学 >  環境一般
環境科学・生活科学 >  環境科学 >  資源・エネルギー

内容紹介

プラネタリー・バウンダリーは、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の基礎となった概念のこと。著者のロックストローム博士はこの概念を主導する科学者グループのリーダーであり、本書はSDGsをより深く理解するのに役立つ。

私たちは、地球上の自然には限りがなく、それを使ってどこまでも豊かになれると誤解してきた。しかし、人類の活動の爆発的な拡大により地球は限界に近づき、増え続ける異常気象、生物種の大量絶滅、大気や海洋の異変など、地球は私たちに重大な警告を発している。

いまこそ、地球環境が安定して機能する範囲内で将来の世代にわたって成長と発展を続けていくための、新しい経済と社会のパラダイムが求められている。

本書は、科学的なデータと美しく印象的な写真を用いて地球の状況を示したうえで、人間と自然の関係を再構築するプロセスを提示し、その実現への励ましを与えてくれるだろう。

目次

序文 変革への協力関係
重大な10のメッセージ
第一部 偉大なる挑戦
 第1章 新たな苦難の時代
 第2章 プラネタリー・バウンダリー
 第3章 大きなしっぺ返し
 第4章 あらゆるものがピークに
第二部 考え方の大きな変革
 第5章 死んだ地球ではビジネスなどできない
 第6章 技術革新を解き放つ
第三部 持続的な解決策
 第7章 環境に対する責任の再考
 第8章 両面戦略
 第9章 自然からの解決策
あとがき 新たなプレイ・フィールド
写真に関する補足情報
主要な出典および参考文献
著者紹介
謝辞

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