シリーズ紹介
英国の黒人たちの歴史は、今までほとんど語られてこなかった。しかし、彼らの歴史はおよそ1800年前まで遡ることができる。その頃すでに大陸間のダイナミックな交流があったことが最近の研究から明らかになってきている。このシリーズでは、アフリカにルーツをもつプレゼンター、デイビッド・オルソガが、英国の黒人たちの歴史上でキーとなった出来事、人物、場所などをローマ帝国期から20ほど選出して紹介し、関係者へ番組オリジナルの記念盾を贈呈する。このストーリーをたどることで、英国の多民族社会のあり方を探り、英国史に新しい光をなげかける。
内容紹介
奴隷制廃止後も、黒人の住民たちは差別され続けた。第二次世界大戦後はアフリカ大陸で植民地支配からの独立が進み、英国への流入者が増え続ける。差別や迫害が根強く残る英国でアフリカ系のアイデンティティをもち居場所を求めて闘い続けた人々を紹介する。
4巻で紹介するトピック:
1895年 ベチュアナランドの土地を守るため英国に渡った3人の王
1919年6月5日 リバプールでの暴動の犠牲者 チャールズ・ウットン
1930年代-1960年代 グレナダ出身のキャバレー・スター レスリー・ハッチンソン
第二次世界大戦 軍隊内で差別されながら、ウェールズの街ポンティプールに駐在したアフリカ系米兵
1800年にわたる黒人たちの英国史