シリーズ紹介
英国の黒人たちの歴史は、今までほとんど語られてこなかった。しかし、彼らの歴史はおよそ1800年前まで遡ることができる。その頃すでに大陸間のダイナミックな交流があったことが最近の研究から明らかになってきている。このシリーズでは、アフリカにルーツをもつプレゼンター、デイビッド・オルソガが、英国の黒人たちの歴史上でキーとなった出来事、人物、場所などをローマ帝国期から20ほど選出して紹介し、関係者へ番組オリジナルの記念盾を贈呈する。このストーリーをたどることで、英国の多民族社会のあり方を探り、英国史に新しい光をなげかける。
内容紹介
17世紀に奴隷貿易が始まり、英国だけでなく世界の黒人たちにとって最も恐ろしい時代が始まる。アフリカから奴隷船によって運ばれた多くの人々は苛酷な人生を送った。アメリカの独立戦争で英国側に加わって戦った黒人など、自由を求める運動もくり広げられた。
2巻で紹介するトピック:
1670-1807年 多くのアフリカ人が奴隷として売られた島・バンス島の要塞
1765年 J・ストロングとの出会いにより 英国の法律家グランビル・シャープが奴隷制廃止に貢献
1829年12月27日 ビル・リッチモンド 奴隷解放に貢献し米国でボクサーや起業家として活躍 人生最後の夜をここでT・クリブと過ごした
1787-1808年 英国黒人貧民救済委員会に送り出されてシエラレオネ・フリータウンに入植した人々
ほか