理工系の基礎 土木工学

理工系の基礎 土木工学

著者名 土木工学 編集委員会
発行元 丸善出版
発行年月日 2018年04月
判型 B5 257×182
ページ数 208ページ
ISBN 978-4-621-30286-6
Cコード 3051
NDCコード 510
ジャンル 土木・建築
土木・建築 >  土木
土木・建築 >  土木 >  土木一般

内容紹介

本書は、初学者にも土木工学とは何かがわかるように、各分野の基礎的事項についてまとめている。土木工学は人間の生活を支える社会基盤を対象とし、我々の生活に欠かせない。しかし、あまり意識されないことが多く、その全体像をつかむのは容易ではない。本書では、土木工学の計画、構造、水理、地盤、コンクリート、環境といった各分野の基礎的な事項を網羅的に整理することを目指した。本書を通読すれば、土木工学に関連する各分野の基礎知識を学べるようになっている。また、教科書としてだけでなく、公務員試験や技術士といった資格試験に向けた勉強の際にも、各分野の基礎知識を俯瞰することができる。土木工学を学び始めるには最適な一冊となっている。

目次

1 土木工学とは何か
 1.1 土木工学の範囲
 1.2 土木工学の名前の由来
 1.3 土木工学のプロセス
 1.4 土木工学の将来
2 技術者倫理
 2.1 技術者倫理と技術倫理
 2.2 技術者に倫理が必要な理由
 2.3 企業倫理と組織風土
 2.4 環境倫理
 2.5 社会的合意形成
3 計画分野
 3.1 土木計画学とは
 3.2 構想段階・計画段階
 3.3 設計段階
 3.4 施工・供用・維持管理段階
4 構造物の設計と力学
 4.1 はじめに
 4.2 設計の基本概念
 4.3 安全性の照査の具体例
 4.4 設計と確率論
 4.5 設計と力学
5 構造分野
 5.1 構造分野が扱う対象
 5.2 平面保持の仮定,梁の曲げ剛性
 5.3 断面2次モーメント
 5.4 梁の変形と境界条件
 5.5 軸力部材の引張りと圧縮
 5.6 ブリッジコンテスト
6 水理分野
 6.1 水理分野が扱う対象
 6.2 開水路等流・漸変流
 6.3 管路流れ
 6.4 開水路急変流と跳水
 6.5 層流と乱流
 6.6 ペットボトルロケット実験
7 地盤分野
 7.1 地盤分野と土質力学
 7.2 土とは?
 7.3 土の状態をはかる
 7.4 土の状態を表す
 7.5 粘土の圧密
 7.6 土のせん断
 7.7 地盤調査データ
8 コンクリート分野
 8.1 コンクリートの位置づけ
 8.2 耐久性と評価方法
 8.3 施工性と評価方法
 8.4 コンクリートの配合設計
 8.5 材料の品質
 8.6 配合コンテスト
9 環境分野
 9.1 環境工学
 9.2 ジャーテスト
 9.3 塩素処理テスト
 9.4 有機物指標
 9.5 活性汚泥の浄化反応と沈降特性
 9.6 総括酸素移動容量係数 KLa
 9.7 下・廃水処理
 9.8 高度処理
10 技術報告書の書き方
10.1 実験レポートの体裁・書き方
10.2 データの解析
10.3 データ解析の例
10.4 次元と単位
10.5 相似則

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