イタリア文化事典

イタリア文化事典

著者名 公益財団法人 日伊協会 監修
イタリア文化事典編集委員会
西本 晃二 編集委員長
英 正道 編集幹事
発行元 丸善出版
発行年月日 2011年12月
判型・装丁 A5 210×148 / 上製
ページ数 934ページ
ISBN 978-4-621-08429-8
Cコード 0522
ジャンル 人文科学 >  人文科学_総記・事典

内容紹介

「イタリア文化」を切り口として様々なテーマを『中項目主義(1~4頁)』で解説するスタイル。日伊協会・イタリア文化会館の協力も得て、ビジュアルで面白い事典。イタリアの歴史、地理、政治、経済、文化、さらには、衣・食・住など、日常生活のあらゆる面を総合的にかつ多角的に紹介。  

目次

1.イタリアと日本
 1.日本にとってイタリアとは? 
 2.マルコ・ポーロからヴァリニャーノまで
 3.天正少年使節
 4.支倉使節
 5.江戸時代のイタリア人
 6.岩倉使節団の見たイタリア
 7.お雇い外国人――イタリアの場合
 8.イタリア文学と日本
 9.イタリアと日本の文化交流
 10.イタリアオペラの流入と展開
 11.ビエンナーレ
 12.イタリアにおける日本文化
2.都市・地域・自然
 1.百都市のイタリア
 2.ルネサンス期フィレンツェの祝祭と儀式  
 3.古代ローマ劇場の住居化 
 4.シエナ
 5.中世都市ピサの魅力   
 6.ピラネージのローマ
 7.都市ラヴェンナの魅力 
 8.水の都ヴェネツィアの魅力 
 9.ナポリ,その歴史と都市構造―内的視点
 10.南イタリアの都市と建築       
 11.フィレンツェの都市と建築 
 12.中世海洋都市 
 13.ルネッサンス宮廷都市
 14.運河の町、ミラノ     
 15.未来派都市
 16.トリノ―宮廷文化・工業・文化へ
 17.地形と都市の立地   
 18.イタリア中世の都市コムーネ 
 19.(ルネッサンス)理想都市 
 20.広場の造形           
 21.都市の保存再生
 22.世界遺産     
 23.カプリ島の観光
 24.海洋都市ジェノヴァの魅力  
 25.ローマの噴水    
 26.パレルモ――文明が交差する都市 
 27.都市ペルージアの形成        
 28.大学都市ボローニャの魅力
 29.都市マテーラの魅力
 30.都市アルベロベッロの魅力
 31.トスカーナの小さな町の暮らし――マッサ・マリッティマ
 32.グランド・ツアー――イタリアに憧れてやってきた外国人
 33.イタリアの温泉 
 34.アグリツーリズモ
 35.観光立国イタリア
 36.羊飼い
 37.海・山・田園の魅力と環境問題
 38.イタリアのおもしろ博物館
 39.イタリアの野生動物,魚介,植物,昆虫
 40.ホテルの様々な形態
3.魂
 1.イタリアの「国民性」とは?
 2.イタリア人の無常感
 3.カトリシズム
 4.個人主義から利己主義へ
 5.カンパニリスモ(地方主義)
 6.中世の政治と社会
 7.埋められなかった階級差
 8.イタリア人のしたたかさ
 9.抜群のセンス――人と物の交流点
 10.イタリア移民のもたらした光と闇
 11.宗教の変遷
 12.イタリア人と家族
 13.イタリア人の時間感覚 
 14.マリア信仰
 15.コンクラーべ
 16.さまざまな教皇たち
 17.弱者への眼差し
 18.古代ローマの政治と社会
 19.聖フランチェスコ
 20.古代ローマの思想と文学
 21.近代の政治と社会
 22.中世の教会と帝権
 23.ルネッサンス文学:ペスト前
 24.ルネッサンス文学:ペスト後
 25.ルネッサンス思想
 26.ルネッサンス科学
 27.ルネッサンス異端
 28.イタリアの文化と社会――ルネッサンス以後,国家統一まで
 29.現代の政治と社会
 30.イタリアの詩人
 31.イタリア演劇
 32.19世紀を代表するイタリアの児童文学――『ピノッキオ』と『クォーレ』   
 33.現代の文化思潮:文学
4.美
 1.エトルリアの美術
 2.マグナ・グラエキアの美術
 3.古代ローマの建築
 4.古代ローマの美術
 5.ロマネスクの絵画
 6.ゴシックの絵画
 7.ジョットとシエナ派
 8.ブルネレスキとアルベルティ
 9.ドナテルロとマサッチオと――15世紀前半のフィレンツェ美術
 10.ボッティチェルリと15世紀の画家たち
 11.レオナルド・ダ・ヴィンチ
 12.ミケランジェロ
 13.ラファエルロとコレッジオ
 14.ジョルジョーネとティツィアーノ――ヴェネツイアの絵画
 15.ポントルモとロッソ・フィオレンティーノ――マニエリスムの美術
 16.カラヴァッジョとカラヴァッジェスキ
 17.ベルリーニとボロミーニとバロック建築
 18.ティエポロと18世紀イタリア絵画
 19.19世紀のイタリア美術
 20.20世紀のイタリア美術
 21.イタリア絵画の素材と技法
 22.イタリア彫刻の技法とその展開
 23.イタリア美術の保存と修復 
 24.イタリア絵画への東洋の影響
 25.イタリア・ルネッサンス絵画とメランコリー
 26.《モナ・リザ》の謎
 27.レオナルド・ダ・ヴィンチのスフォルツァ騎馬像の再建
 28.システィナ礼拝堂天井・壁画修復と日本の役割
 29.ヴァティカン博物館の見どころ 
 30.ヴァザーリからロンギまで――イタリアの美術史記述
 31.デ・キリコ 
 32.アフレスコ壁画
 33.映画の黎明期――サイレント映画の黄金時代
 34.ネオレアリスモの巨匠たち――イタリア映画の第二の黄金時代
 35.フェリーニ――ネオレアリズモから月の世界へ
 36.アントニオーニとその同時代性
 37.ヴィスコンティ――19世紀の文学と歴史への愛着
 38.パゾリーニ――辺境を求めて
 39.移り変わる世代――異なる視点の誕生
 40.イタリアの旅――イタリアの都市と映画
 41.21世紀のイタリア映画
 42.ヴィラと庭園
 43.パラーディオの建築   
 44.フィレンツェの初期ルネサンス建築
 45.ローマの盛期ルネサンス建築 
 46.古代ローマの凱旋門 
 47.ローマのバロック建築  
 48.ムッソリーニと合理主義建築 
 49.オペラ劇場の形
 50.イタリアの現代建築
 51.イタリア教会建築の回廊空間と修道院学校
 52.写真の歴史――カメラ・オブスキュラからデジタル写真まで
5.歌う(オペラ・カンツォーネ)
 1.オペラ、って何?
 2.悲劇のヒロイン“蝶々夫人”のモデルは誰?    
 3.オペラ《マダーマ バタフライ》の日本誤認――台詞とト書き
 4.ヴェネツイア,イタリア・オペラの世界制覇の始まり 
 5.プッチーニのオペラに出てくる女性たち
 6.ベルカント,はなぜイタリアの歌のこと?
 7.ロッシーニ――身の処し方も天才?
 8.ヴェルディ――自作の上に傑作を構築した男   
 9.ドレミ唱法の考案者グイード・ダレッツォ
 10.パレストリーナ
 11.カストラートの跳梁   
 12.祝祭と音楽
 13.モンテヴェルディと初期オペラ
 14.モンテヴェルディ        
 15.ヴェネツィア楽派
 16.赤毛の司祭,ヴィヴァルディ
 17.ナポリ楽派1
 18.ナポリ楽派2
 19.モーツアルトに隠されてしまったイタリアの音楽家たち――ガルッピ,チマローザ
 20.ダ・ポンテ――モーツァルトに隠された天才
 21.ヘンデル――イタリア・オペラの大家
 22.グルックの改革
 23.ドニゼッテイ
 24.ベッリーニ
 25.オペラを手玉にとった,興行師・バルバーヤと出版社・リコルディ/ソンゾーニョ
 26.レオンカヴァッロ
 27.マスカーニ
 28.ミラノの蓬髪連中、ボーイト
 29.マルチな音楽家,レスピーギ
 30.トスティの生涯とその作風
 31.近代歌曲:リリーカ
 32.20世紀の音楽家
 33.劇場の歴史――テアトロ・オリンピコの建設とヴェネツィアにおける劇場の変遷
 34.不世出の歌手たち
 35.イタリアの流行歌
 36.カント――イタリア民謡
 37.照明の進化がオペラを変えた
 38.ボッカッチョの時代の音楽
 39.ルネサンスは“外人”天国
 40.バロックはイタリア支配 
 41.フェスティヴァル
 42.イタリア語には“歌”がない?
6.食べる
 1.ルネサンス貴族の食卓
 2.イタリアの食文化の特徴と多様性
 3.イタリア料理の歴史
 4.イタリア料理は地方料理――地方による違い
 5.祭りと行事と食
 6.パスタの歴史と種類
 7.ワインの歴史とエノガストロノミア
 8.地中海式食生活に欠かせないオリーヴ・オイル
 9.イタリアチーズ――種類の一番多い国
 10.世界に広がったイタリアのジェラート
 11.リストランテ,オステリア,トラットリーア,バールの選び方
 12.貴重な宝物,伝統的アチェート・バルサミコ
 13.世界に誇るプロシュットとサラーメ
 14.歴史あるイタリアの発酵食品,魚醤
 15.世界に広がったナポリピッツァ
 16.イタリアの調味料
 17.おばあちゃんの味,米,穀類や豆類の料理
 18.イタリアの飲料
 19.イタリアの貴重な珍味
 20.イタリアから始まったのスローフード運動
 21.イタリアのコーヒー・エスプレッソ
7.暮らす
 1.イタリア人が好きなスポーツ:サッカー
 2.イタリア人が好きなスポーツ:自転車
 3.イタリアの農業・漁業・酪農・自給率
 4.イタリアの学校制度
 5.イタリアの新聞・ラジオ・テレビ・出版界
 6.イタリアの家事情・不動産事情
 7.イタリアの子どもの本の世界
 8.娼婦の話――ポンペイの娼婦とヴェネツィアのコルティジャーナから現代のプッターナまで
 9.迷信と厄よけ
 10.ロマ族,ジンガリ(ジプシー)の世界
 11.医療と老人問題
 12.イタリア犯罪白書――スリ,引ったくりから殺人,麻薬など
 13.イタリアは住みやすいか――税金・物価・環境問題
 14.現代イタリアの格差社会
 15.男社会・女社会
 16.イタリアで病気になったら交通事故に遭ったら
 17.マンガ文化――日本からの影響
 18.イタリア人と余暇
 19.庶民の交通機関――鉄道・トラム・メトロとバス・自転車
 20.イタリアをドライブする――交通ルールと標識
 21.カルネヴァーレ
 22.パリオについての薀蓄
 23.イタリア各地のお祭り
 24.ジェンツァーノのインフィオラータ
 25.イタリア方言
 26.イタリア語とは
8.創る
 1.プレ・デザイン――ファシズム時代
 2.モダンデザイン――イタリア黄金期
 3.ポストモダン・デザイン――アヴァンギャルド運動
 4.ジオ・ポンティ――マルチ・アーティストの建築家
 5.カスティリオーニ3兄弟
 6.エットレ・ソットサス・ジュニア――アヴァンギャルド・デザインの師
 7.ミラノ――国際的なデザイン都市
 8.ミラノ家具サロン――イタリアデザイン発表の場
 9.イタリアのデザイン教育
 10.コンパッソ・ドーロ賞(金色コンパス賞)
 11.オリベッティズムの源流――すべての活動を結ぶ《一本の糸》
 12.レッジョ・エミリアの幼児教育
 13.オリベッティのデザイン――企業デザインとその展開
 14.オリベッティのノベルティ
 15.ジョバンニ・ピントーリ
 16.地下鉄に響くストラディヴァリ
 17.イタリアファッションの旗揚げ
 18.初期のスターデザイナーたち
 19.ミラノコレクション
 20.ファミリービジネス
 21.新興勢力
 22.ライフスタイルデザイナーへ
 23.イタリアン・メンズファッションの系譜  
 24.クラシコ・イタリアの復権  
 25.世界一の仕立て技術の誕生
 26.イタリアンジーンズはなぜ高いか  
 27.ファッション創造を支えるテキスタイル・メーカー
 28.イタリアン・ジュエリー
 29.ヴィチェンツァ・オロ
 30.珊瑚とカメオ
 31.イタリアの科学     
 32.薬草文化にみる医学史
 33.ルネッサンス・イタリアの解剖学
 34.ルネッサンス・イタリアの軍事科学     
 35.ルカ・パチョーリ
 36.レオナルド・ダ・ヴィンチ―科学者として
 37.ジローラモ・カルダーノ
 38.近代科学――数理諸科学を中心に
 39.ガリレオ・ガリレイ
 40.アントニオ・メウッチ
 41.グリエルモ・マルコーニ
 42.エンリコ・フェルミ
 43.イタリアの科学史博物館
 44.イタリアの女性科学者     
 45.イタリアの理科系ノーベル賞受賞者たち
9.集まる
 1.協同組合
 2.三大労組
 3.学生運動
 4.経営者団体
 5.イタリアの貴族
 6.市民運動
 7.年金生活者
 8.貧困層
 9.広場に集う
 10.見本市(フィエラ)
 11.イタリアのスーパーカー
 12.秘密結社
 13.ドーポラヴォーロ
10.治める
 1.イタリア国旗と国家 
 2.あらゆる政治制度の実験国
 3.マキァベリ
 4.都市国家と外国支配
 5.ガリバルディと千人隊
 6.リソルジメント――遅い国家統一
 7.マッツーニ
 8.ムッソリーニとファシズム
 9.パルチザンの反ファシズム闘争
 10.王制から共和制へ
 11.モロ暗殺と赤い旅団
 12.ユーロコミュニズムとベルリンゲル
 13.オリーブの木は実ったか
 14.ンドランゲタ――イタリア最大の犯罪組織の暗躍
 15.「清い手」と政治腐敗 
 16.不法移民の大流入と外国人差別
 17.南北格差
 18.メディア王ベルルスコーニ――メディア王の野望
 19.多党制から二大政党制へ
 20.地方分権意識と地方政党
 21.イタリアは敗戦国?
 22.冷戦時代の仕切り役 キリスト教民主党
 23.類似する日伊政治状況
 24.ユーロはプラスかマイナスか
 25.60年代経済ブームと《甘い生活》
 26.多様な民族言語
 27.鉄のカーテンと向かい合った最前線
 28.国民和解への道?アントニオ・ネグリの帰国
 29.敏腕政治家カヴール
 30.古代ローマの栄光
 31.神聖ローマ帝国
 32.武力をもたないバチカン――その力の源
 33.冷戦崩壊の陰の立役者 ヨハネ・パウロ2世
 34.政党の変遷が語るイタリア人の国民性
 35.イタリアの国防と軍事産業
11.不思議
 1.アイスマン 
 2.エトルリア人の謎
 3.オムブラ・デラ・セーラ(夕暮れどきの影)
 4.ローマの不思議
 5.明かされてきた『神曲』構成の謎
 6.トリノの聖骸布 
 7.ボマルツォの怪獣庭園 
 8.墓の島サン・ミケーレ島 
 9.ナポリの地下迷宮 
 10.大理石の魅惑
 11.ヴェネツィアとニューヨークの類似の不思議
 12.イタリア人の家計簿――お金がなくても暮らせる不思議
 13.イタリア音楽美の不思議
 14.ルネッサンス・フィレンツェの不思議―サヴォナローラとマキャヴェッリ
 15.驚異のヴァティカン図書館
 16.フィレンツェの本屋ビスティッチ
 17.ローマの骸骨寺
 18.カステル・デル・モンテ
 19.オペラと歌舞伎の類似の不思議 
 20.イタリアの国民投票
 21.イタリアと日本の縁の不思議
付録
 【付録1】イタリア史略年表
 【付録2】イタリアの地図
 【付録3】イタリアの世界遺産一覧
 【付録4】美術館・博物館ガイド(各州別)付《イタリアのおもしろ博物館》
 【付録5】イタリアの年中行事一覧
 【付録6】ワイン:統制保証付原産地呼称ワイン(D.O.C.G)
 【付録7】ワイン:ラベル用語集
 【付録8】オリベッティの文化活動

定価:本体20,000円+税
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