内容紹介
看護倫理学の第一人者である筆者が、看護倫理の一般論から説き起こして、看護師のジレンマ、インフォームド・コンセントと意思決定、患者-医師-看護師関係、個人情報とプライバシーの保護、終末期ケア、看護師の法的責任、看護師の倫理的行動規範などについて、実際に起きた事件等の具体的事例を紹介しながら平易に解説。看護系テキストとして需要のみならず、関心をもつ一般読者にも最適。表記変更ならびにホットな最新事例を盛り込んだ待望の「全面改訂版」。
目次
第1章 看護倫理
第2章 看護師のジレンマ
第3章 個人情報とプライバシーの保護
第4章 看護と地域医療
第5章 看護師の社会的責任
〔資料1〕ナイチンゲール誓詞
〔資料2〕看護師の倫理規定
〔資料3〕ICN看護師の倫理綱領2000年
〔資料4〕ニュールンベルク裁判における生体実験に関する10カ条の規範
〔資料5〕ヘルシンキ宣言―臨床実験についての医師への勧告