地球環境時代のまちづくり
| 著者名 | 日本建築学会 編 |
|---|---|
| 発行元 | 丸善出版 |
| 発行年月日 | 2007年09月 |
| 判型 | B5 257×182 |
| ページ数 | 160ページ |
| ISBN | 978-4-621-07901-0 |
| Cコード | 3352 |
| NDCコード | 518 |
| ジャンル | 土木・建築 > シリーズ土木・建築 > まちづくり教科書シリーズ |
内容紹介
まちづくりは、景観、町並み保全、安全・安心、商店街活性化といったさまざまなテーマを持って各地で展開されている。これら個々のテーマによって特徴付けらるまちづくりの基幹をなしているのが環境配慮の大きな流れである。本書は、「地球環境時代の人間環境づくり」をテーマに据え、コンパクトシティ、農と都市の共存、都市緑化といった基本的手法から環境配慮型まちづくりのための実際的な取り組み方、さらに世界各地および日本各地で行われている多くの事例を紹介。
目次
第I部 めざす方向
第１章 基本的な視点
１―１ 地球環境時代における人間環境づくり
１―２ 地球圏・生命圏と共存した人間圏の創造
１―３ 自然と経済のエコロジカルデザイン
第２章 めざすまちの姿
２―１ まちを耕す：農のあるまちづくり
２―２ まちをまとめる：コンパクトなまちづくり
２―３ まちを冷やす：心地よいまちづくり
第II部 まちづくりの手順
第３章 地域を読み取る
３―１ 地域の歴史と今を読む
３―２ 地図を読み、作って地域を分析する
第４章 分析からテーマの発見・統合化へ
４―１ 分析からテーマを発見し、統合する
４―２ 自然が蘇るまちづくり
第III部 事例に学ぶ
第５章 世界のエコロジカルなまちづくり
５―１ カリフォルニア州デイヴィス市
５―２ ＩＢＡエムシャーアーク／ドイツ
５―３ ライネフェルデの団地再生
５―４ ミュンヘン・ヘルマンスドルフのエコロジーファーム／ドイツ
５―５ 英国のシティ・リージョンを舞台とした新たな地域空間戦略／イングランド北部
５―６ ＣＡＴとエコロジカルな流域づくり／ウェールズ
５―７ 北欧のエコアイランド／スウェーデン・デンマーク
５―８ 自給自足まちづくり／キューバ
５―９ 人間都市クリチバ／ブラジル
第６章 日本のエコロジカルなまちづくり
６—１ 密集市街地の環境再生―世田谷区太子堂・三宿
６—２ 公営住宅団地の環境共生型建替え—世田谷区深沢環境共生住宅の場合
６—３ グリーンストックと環境配慮型居住者参加の団地再生―武蔵野市緑町団地
６―４ コラボティブ・コミュニティ―欅ハウス
６-５ 南の島のエコビレッジ—屋久島環境共生住宅
６-６ 地産地消の家づくり
６-７ 都心工場のコンバージョンによる公園づくり—ノリタケの森
６-８ 地域自立型エコロジカルなまちづくり・むらづくり
６-９ 環境自治体会議の活動
６-10 まちづくりとしてのエコキャンパス化—武蔵工業大学環境情報学部・日本大学藤沢キャンパス
