景観まちづくり

景観まちづくり

著者名 日本建築学会
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年06月
判型 B5 257×182
ページ数 132ページ
ISBN 978-4-621-07747-4
Cコード 3352
ジャンル 土木・建築 >  建築 >  計画・設計・施工
土木・建築 >  建築 >  都市工学

内容紹介

いわゆる景観法が2004年12月に施行され、地域の景観保全・形成を目指したまちづくりが本格的に始まった。本書はこの景観法をベースに、調査・目標設定といった景観まちづくりの進め方、地域の景観の保全・形成に関する方針である景観マスタープランの作成手法、景観形成におけるルールづくり、市民参加の方法、専門家の役割など、景観まちづくりのための方法を具体的に解説。また、これまで景観保全を担ってきた各種景観条例を整理(歴史景観保全、自然景観保全、都市景観創造)し、各目的に応じて景観を保全・創造するための手法(仕組み)とその特徴を事例を参照しながら紹介。

目次

1章 景観まちづくりとその意義           
 1―1 景観まちづくりとその歴史
 1―2 景観まちづくりの意義
 1―3 景観まちづくりのパースペクティブ
2章 景観まちづくりの方法
 2―1 見る環境からのまちづくり
 2―2 景観課題とルールづくり
3章 景観形成計画                 
 3―1 景観形成計画の基本的役割
 3―2 計画エッセンスの提示
 3―3 空間像の解読と理解から計画へ
 3―4 視点場と景観像の把握
 3―5 景観形成計画のボキャブラリー
4章 景観形成基準とデザインガイドライン      
 4―1 景観形成基準
 4―2 「都市景観整備地区」の位置づけ
 4―3 「都市景観形成基準」の指標と基準
 4―4 都市景観形成基準の運用
 4―5 デザインガイドライン
 4―6 デザインガイドラインの形式
 4―7 デザインガイドラインの実例とその対象・要素
 4―8 景観形成基準検討に際しての今後の課題
5章 景観まちづくりと参加             
 5―1 景観まちづくりへの市民参加への流れ
 5―2 景観まちづくりのどの場面に参加するか?
 5―3 景観まちづくりを進めるためのパートナーシップ
 5―4 景観まちづくりへの参加を支える技術
 5―5 景観まちづくりを進めるためのプロセス編集と支援の仕組みづくり
6章 景観条例                    
 6―1 景観条例
 6―2 景観条例の展開の経緯
 6―3 景観条例の系統とその仕組み
 6―4 景観条例の運用実態
 6―5 景観条例の役割と可能性
7章 都市計画と景観まちづくり 
 7―1 景観まちづくりにおける都市計画の役割
 7―2 景観まちづくりのための都市計画手法
 7―3 都市計画の限界と可能性
8章 景観法による景観まちづくり           
 8―1 景観法の可能性
 8―2 景観計画
 8―3 景観地区
9章 事例からみる景観まちづくりの今後        
 小樽市/千葉市・幕張/柏市/青梅市/藤沢市/松本市・松本城周辺/他

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