安全・安心のまちづくり

安全・安心のまちづくり

著者名 日本建築学会
発行元 丸善出版
発行年月日 2005年04月
判型 B5 257×182
ページ数 134ページ
ISBN 978-4-621-30160-9
Cコード 3352
ジャンル 土木・建築 >  土木 >  計画・設計・施工
土木・建築 >  建築 >  都市工学
土木・建築 >  シリーズ土木・建築 >  まちづくり教科書シリーズ

内容紹介

本書は阪神・淡路大震災を契機として全国各地で進められている安全で安心して暮らせるまちづくりの方法について解説するとともに、各地で行われている多様な取組みを紹介。安全・安心のキーワードとして、地震・火災・洪水等の自然災害、および交通安全や防犯を取り上げ、それぞれについて事例を参照しながら具体的な手法を解説。 今年は阪神・淡路大震災から10年目であること、また昨年の大雨・台風による洪水や新潟中越地震、さらには誘拐をはじめとする各種犯罪、交通事故等が新聞紙上を賑わしたこともあり、このテーマに対する社会的関心は高い。今まさに様々な視点より身を守るための防災・防犯まちづくりのノウハウが求められている。

目次

1章 安全・安心を基本にするまちづくりとは
 1―1 はじめに
 1―2 「安全」と「安心」
 1―3 総務省「防災まちづくり大賞」に見る防災まちづくり
 1―4 安全・安心のまちづくりの主体と活動内容
 1―5 どのようにして「安全・安心を基調とするまちづくり」を進めるのか
2章 まちの診断・評価
 2―1 まちの診断・評価を行う意義
 2―2 災害や安全阻害を正しく理解しておく
 2―3 診断・評価技術の歴史的推移
 2―4 様々な診断・評価の方法
 2―5 今後の課題
3章 防災まちづくり
 3―1 防災まちづくりの基本的視点
 3―2 震災に強い都市づくり
 3―3 地区防災まちづくり
 3―4 地域の「災害文化」をつくろう
4章 復興まちづくり   
 4―1 復興の歴史的展開
 4―2 復興のポイント
 4―3 阪神・淡路大震災復興
5章 防犯まちづくり
 5―1 防犯まちづくりの背景
 5―2 防犯まちづくりとは何か
 5―3 防犯まちづくりの系譜
 5―4 防犯まちづくりの進め方
 5―5 防犯まちづくりの具体的方策
 5―6 防犯まちづくりの典型に向けて
6章 交通安全とまちづくり
 6-1 まちづくりとしての交通安全
 6-2 大きく変わった道路交通対策
 6-3 地区交通安全のための参加手法
 6-4 展望
7章 住民参加による安全・安心・防災まちづくり事例
 事例01 豊中市庄内地域のまちづくり
 事例02 世田谷区太子堂のまちづくり
 事例03 杉並区蚕糸の森公園周辺の不燃化まちづくり
 事例04 国分寺市の防災まちづくり
 事例05 荒川区中央部の防災まちづくり
 事例06 神戸市松本地区の復興まちづくり
 事例07 神戸市深江地区の復興まちづくり
 事例08 練馬区貫井地区の震災復興まちづくり模擬訓練
 事例09 春日井市の安全・安心まちづくり
 事例10 大阪府久宝寺緑地の防犯・防災設計
 事例11 青戸地区コミュニティ・ゾーンの交通安全まちづくり
 事例12 台東区谷中の交通安全まちづくり

出版社からのメッセージ

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