内容紹介
講師
島内 裕子(放送大学教授)
山崎 一穎(森鴎外記念会顧問・跡見学園理事長)
日常生活の中に知られていない歴史がある。明治の文豪が作品の展開のために切り取った風景を、今日の私たちの日常生活の場に溶け込んだ風景と重ね合わせ、文学的観点から探訪する。明治の文豪森鴎外が見直されてきていることを踏まえ、鴎外の「青年」を取り上げ、「青年」に描かれた文京区千駄木及びその周辺、大宮公園、箱根を探訪する。文学を育んだ土地を訪れることの楽しさや大切さを理解することを通じて、放送大学講義の視聴者のかたがたに文学をより一層身近なものとして感じて頂き、放送大学を通じた生涯学習への誘いとする。