発行元 | 土木学会 |
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発行年月日 | 2017年12月 |
判型 | A4 297×210 |
ページ数 | 300ページ |
ISBN | 978-4-8106-0944-8 |
Cコード | 3051 |
ジャンル | 土木・建築 |
内容紹介
鋼とコンクリートから構成される合成構造は,構成材料の特徴を相互に補完する合理的な構造形式として期待されている.複合構造委員会では,複合構造標準示方書[設計編]に,合成はり,合成版,鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)部材,コンクリート充填鋼管(CFT)部材,および異種部材接合部に関する設計・照査法が規定されている.本書では,これら合成部材および接合部の設計の合理化,および統一的な照査法の確立を目指し,合成部材の耐荷機構(メカニズム)を構成材料の損傷イベントの種類と発生順序に立脚して説明することを試みたものである.
目次
第1章 はじめに
第2章 複合構造の耐荷メカニズム
第3章 合成はりの耐荷メカニズム
第4章 鋼コンクリート合成版の耐荷メカニズム
第5章 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)部材の耐荷メカニズム
第6章 コンクリート充填鋼管(CFT)部材の耐荷メカニズム
第7章 異種部材接合部の耐荷メカニズム
第8章 おわりに