複合構造におけるコンクリートの収縮・クリープの影響

複合構造におけるコンクリートの収縮・クリープの影響

 -材料と構造の新たな境界問題-
発行元 土木学会
発行年月日 2022年08月
判型 A4 297×210
ページ数 124ページ
ISBN 978-4-8106-1068-0
Cコード 3051
NDCコード 515
ジャンル 土木・建築

内容紹介

鋼コンクリート複合構造は、鋼とコンクリートを適切に組み合わせることで、優れた性能の達成を目指した構造形式のひとつである。数十年以上にわたり自然環境下で機能し続けることが要求されるインフラとしての特性を踏まえつつ、より一層の合理化・高度化を図る上では、コンクリートの時間依存性体積変化特性および変形特性をより深く理解し、それを適切に設計へと反映していく必要がある。
本書では鉄道構造物や道路構造物の鋼コンクリート複合構造の設計における収縮・クリープの扱いから、近年の収縮クリープ問題事例といった実務的なトピックを取りまとめるとともに、コンクリートの収縮・クリープに関する最新の研究成果や、それに基づく時間依存性挙動の予測手法についても取りまとめた。

目次

第1章 はじめに
第2章 収縮、クリープの設計予測式の精度検証
第3章 収縮、クリープの設計予測式の精度向上に向けた検討
第4章 実規模の複合構造物における収縮、クリープの影響
第5章 まとめと今後の展望

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