RF マイクロエレクトロニクス

RF マイクロエレクトロニクス

著者名 黒田 忠広 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2002年03月
判型 A5 210×148
ページ数 380ページ
ISBN 978-4-621-08244-7
Cコード 3055
ジャンル 電気・電子・情報工学

内容紹介

本書は、ワイヤレス技術をこれから学ぼうとする大学生やメーカの若い研究者のための教科書。電磁波や通信理論の必要な知識から始まり、RF送受信回路の設計に至るまでを示す。本書により、ワイヤレス通信、LSI設計、アナログ回路、デジタル信号処理、情報理論、通信方式、符号理論、電磁気学などの教科書をすべてひも解く必要はなく、要領よく体系的にワイヤレス技術を学ぶことができる。

目次

第1章 はじめに
 1.1 複雑さの比較
 1.2 設計のボトルネック
 1.3 応用分野
 1.4 アナログ方式とデジタル方式
 1.5 製造技術の選択
第2章 RF回路設計における基本コンセプト
 2.1 非線形性と時変性
 2.2 符号間干渉
 2.3 ランダムプロセスとノイズ
 2.4 感度とダイナミックレンジ
 2.5 受動回路を用いたインピーダンス変換
第3章 変調と復調
 3.1 はじめに
 3.2 アナログ変調
 3.3 デジタル変調
 3.4 変調方式のパワー効率
 3.5 非コヒーレント復調
第4章 多元接続方式と無線規格
 4.1 移動体RF通信
 4.2 多元接続方式
 4.3 無線規格
第5章 送受信機アーキテクチャ
 5.1 概論
 5.2 受信機アーキテクチャ
 5.3 送信機アーキテクチャ
 5.4 送受信機の性能試験
 5.5 製品事例
第6章 低雑音増幅器とミキサ
 6.1 低雑音増幅器
 6.2 ダウンコンバージョン・ミキサ
 6.3 縦接続段階の再考
第7章 発振器
 7.1 発振器の原理
 7.2 基本LC発振器回路
 7.3 電圧制御発振器
 7.4 位相雑音
 7.5 バイポーラおよびCMOS LC発振器
 7.6 内蔵コイル
 7.7 共振器を用いない電圧制御発振器
 7.8 移相機
 7.9 片側波帯(シングルサイドバンド)の生成
第8章 周波数シンセサイザ
 8.1 一般概要
 8.2 PHASE-LOCKED-LOPS(PLL)
 8.3 RFシンセサイザの構成
 8.4 分周器
第9章 パワーアンプ
 9.1 一般的考察事項
 9.2 パワーアンプの級
 9.3 高効率パワーアンプ
 9.4 大信号時のインピーダンス整合
 9.5 線形化の手法
 9.6 設計例

出版社からのメッセージ

本書籍は価格変更に伴い、ISBNを変更しました。内容に変わりはありません。

本書は改訂版『RFマイクロエレクトロニクス 第2版 入門編』(2014年9月刊)、『RFマイクロエレクトロニクス 第2版 実践応用編』(2014年11月刊)を刊行しています。

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