RFマイクロエレクトロニクス 第2版 入門編

RFマイクロエレクトロニクス 第2版 入門編

原書名 RF Microelectronics, second Edition
著者名 黒田 忠広 監訳
発行元 丸善出版
発行年月日 2014年09月
判型 A5 210×148
ページ数 540ページ
ISBN 978-4-621-08855-5
Cコード 3055
NDCコード 547
ジャンル 電気・電子・情報工学 >  電子・通信

内容紹介

無線通信技術に関連したエレクトロニクスの基礎的事項を要領よくまとめ、ワイヤレス時代のニーズに応え、この分野のベストセラーとなった書の改訂版。初版から12年の歳月が流れ、現代はモバイルコンピューティングの時代となり、携帯電話はスマートンフォンに代わり、行きかうデータの大半はテキストや画像デジタルデータになっている。本書はこのような技術の目覚ましい進歩に伴って改訂されたもので、初版の8割以上の内容が刷新され、3倍近い分量に書き改められ、RF集積回路とワイヤレス技術をこれから学ぶ学生や若い技術者のための教科書として最適なものとなっている。

目次

第1章 はじめに――RFとワイヤレス技術
 1.1 ワイヤレス技術
 1.2 RF設計の課題
 1.3 全体像
第2章 RF設計の基本概念
 2.1 基本的な考察
 2.2 非線形性の効果
 2.3 雑音
 2.4 感度とダイナミックレンジ
 2.5 受動回路を用いたインピーダンス変換
 2.6 散乱パラメータ
 2.7 非線形ダイナミックシステムの分析
 2.8 ボルテラ級数
第3章 通信の概念
 3.1 はじめに
 3.2 アナログ変調
 3.3 デジタル変調
 3.4 スペクトルリグロース
 3.5 移動体RF通信
 3.6 多元接続方式
 3.7 無線規格
 3.8 付録I:差動位相シフトキーイング 
第4章 送受信アーキテクチャ
 4.1 一般的な考察
 4.2 受信アーキテクチャ
 4.3 送信アーキテクチャ
 4.4 OOK送受信機
第5章 低雑音増幅器
 5.1 一般的な考察
 5.2 入力整合の問題
 5.3 LNAの回路構成
 5.4 利得の切替で(ゲインスイッチング)
 5.5 帯域切替え
 5.6 高いIP2のLNA
 5.7 非線形性の計算
第6章 ミキサ
 6.1 一般的な考察
 6.2 受動ダウンコンバージョンミキサ
 6.3 能動ダウンコンバージョンミキサ
 6.4 改良型ミキサ回路
 6.5 アップコンバージョンミキサ

出版社からのメッセージ

本書は『RF マイクロエレクトロニクス』(2002年03月刊)の改訂版です。

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