和算百科

和算百科

著者名 和算研究所
佐藤 健一 編集代表
発行元 丸善出版
発行年月日 2017年10月
判型・装丁 A5 210×148 / 上製
ページ数 320ページ
ISBN 978-4-621-30174-6
Cコード 1541
ジャンル 科学一般 >  科学_事典・便覧
数学・統計学 >  数学_総記・事典
数学・統計学 >  数学一般・基礎数学

内容紹介

「和算」は江戸時代に飛躍的に発達した日本独特の数学文化の一つとされ、明治以降の数学教育は洋算(西洋数学)中心になってしまったが、近年、和算の伝統を維持し後世へ伝えてゆきたいと考える研究者・教育者が増え、書籍の刊行も増加してきている。またテレビ・クイズ番組や大学入試問題にも和算が出題されたりと、一般人の関心も高まりつつある。そこで本企画では唯一の和算研究機関である「和算研究所」(理事長:佐藤健一氏)に編集を依頼。日本独自の数学について「中項目主義:1テーマ=2頁」でまとめる、和算の全体像が把握できる百科。

目次

第I部 和算の黎明
 1 日本の数学は古代中国の数学書『九章算術』から始まった
 2 田畑の面積計算
 3 万葉集と九九
 4 律令制度と算博士,算師
 5 収穫物の容積計算
 6 室町時代の数学
 7 平安時代の教科書「口遊」
 8 計算道具「算木」「ソロバン」の伝来
 9 日本人が書いた最初の数学書
第II部 和算の誕生に向かって 
 10 明代の『算法統宗』
 11 『塵劫記』の出現
 12 『塵劫記』の田畑の面積計算
 13 測量術
 14 数学遊戯
 15 遺題の風習
第III部 和算の確立
 16 関孝和の『括要算法』
 17 『算学啓蒙』から『古今算法記』へ
 18 天元術で解いてみよう
 19 関孝和の傍書法
 20 田中由真の傍書法
 21 関孝和の求積計算
 22 円周率を計算した村松茂清
 23 零約術
 24 剰一術と朒一術
 25 翦管術
 26 招差術
 27 垜術
 28 角術
 29 方陣と円陣
第IV部 和算の円熟
 30 円理
 31 円周率・円積率・球の体積と表面積
 32 和算の行列式
 33 建部賢弘と円周率計算
 34 綴術
 35 「径矢弦の術」と「径矢弧の術」
 36 「綴術算経」と世界初の(arcsin x)2の冪級数展開
 37 天文暦算と『暦算全書』
 38 算学者と『数理精蘊』
 39 西洋数学と和算の融合
 40 和算と三角法,対数
 41 極数術
 42 整数術
 43 変数術
 44 廉術・逐索
 45 『拾璣算法』と點竄術,円理諸公式
 46 算額奉納
 47 『精要算法』
第V部 和算の発展
 48 和田寧の豁術
 49 円理表
 50 適尽方級法
 51 図形が他の図形の上でころがったときの軌跡
 52 瑪得瑪弟加塾:マテマテカ塾
 53 和算と太陽暦改暦
 54 『算法新書』
 55 長谷川寛と極形術,変形術
 56 遊歴算家
 57 水利工事で貢献
 58 大工算法
 59 大工算法(正多角形)の作図
 60 明治時代の訳語会
第VI章 和算家列伝(五十音順) 
 会田安明(あいだ・やすあき)
 安島直円(あじま・なおのぶ)
 有馬頼徸(ありま・よりゆき)
 井関知辰(いぜき・ともとき)
 礒村吉徳(いそむら よしのり)
 今村知商(いまむら・ともあき)
 内田五観(うちだ・いつみ)
 鎌田俊清(かまた・としきよ)
 久留島義太(くるしま・よしひろ)
 沢口一之(さわぐち・かずゆき)
 関 孝和(せき・たかかず)
 建部賢弘(たけべ・かたひろ)
 田中由真(たなか・よしざね)
 中根元圭(なかね・げんけい)
 藤田貞資(ふじた・さだすけ)
 法導寺 善(ほうどうじ・ぜん)
 松永良弼(まつなが・よしすけ)
 毛利重能(もうり・しげよし)
 山路主住(やまじ・ぬしずみ)
 吉田光由(よしだ・みつよし)
 和田 寧(わだ・やすし)

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定価:本体5,800円+税
在庫:在庫あり

▼ 補足資料