和算百科

和算百科(電子書籍)

著者名 和算研究所
佐藤 健一
発行元 丸善出版
発行年月日 2017年11月

内容紹介

「和算」は江戸時代に飛躍的に発達した日本独特の数学文化の一つとされ、明治以降の数学教育は洋算(西洋数学)中心になってしまったが、近年、和算の伝統を維持し後世へ伝えてゆきたいと考える研究者・教育者が増え、書籍の刊行も増加してきている。またテレビ・クイズ番組や大学入試問題にも和算が出題されたりと、一般人の関心も高まりつつある。そこで本企画では唯一の和算研究機関である「和算研究所」(理事長:佐藤健一氏)に編集を依頼。日本独自の数学について「中項目主義:1テーマ=2p」でまとめる、和算の全体像が把握できる百科。

目次

【I.和算の黎明】
1日本の数学は古代中国の数学書『九章算術』から始まった
2田畑の面積計算
3『万葉集』と九九
4律令制度と算博士,算師
5収穫物の容積計算
6室町時代の数学
7平安時代の教科書『口遊』
8計算道具「算木」「ソロバン」の伝来
9日本人が書いた最初の数学書
【II.和算の誕生に向かって】 
10明代の『算法統宗』
11『塵劫記』の出現
12『塵劫記』の田畑の面積計算
13測量術
14数学遊戯
15遺題の風習
【III.和算の確立16関孝和の『括要算法』】
17『算学啓蒙』から『古今算法記』へ
18天元術で解いてみよう
19関孝和の傍書法
20田中由真の傍書法
21関孝和の求積計算
22円周率を計算した村松茂清
23零約術
24剰一術と朒一術
25翦管術
26招差術
27垜術
28角術
29方陣と円陣
【IV.和算の円熟】
30円理
31円周率・円積率・球の体積と表面積
32和算の行列式
33建部賢弘と円周率計算
34綴術
35「径矢弦の術」と「径矢弧の術」
36『綴術算経』と世界初の(arcsin x)2の冪級数展開
37天文暦算と『暦算全書』
38算学者と『数理精蘊』
39西洋数学と和算の融合
40和算と三角法,対数
41極数術
42整数術
43変数術
44廉術・逐索
45『拾璣算法』と點竄術,円理諸公式
46算額奉納
47『精要算法』
【V.和算の発展】
48和田寧の豁術
49円理表
50適尽方級法
51図形が他の図形の上でころがったときの軌跡
52瑪得瑪弟加塾:マテマテカ塾
53和算と太陽暦改暦
54『算法新書』
55長谷川寛と極形術,変形術
56遊歴算家
57水利工事で貢献
58大工算法
59大工算法(正多角形)の作図
60明治時代の訳語会
【VI.和算家列伝】 
 会田安明
 安島直円
 有馬頼徸
 井関知辰
 礒村吉徳
 今村知商
 内田五観
 鎌田俊清
 久留島義太
 沢口一之
 関 孝和
 建部賢弘
 田中由真
 中根元圭
 藤田貞資
 法導寺 善
 松永良弼
 毛利重能
 山路主住
 吉田光由
 和田 寧

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