内容紹介
膨大な薬理学の知識を効率よく学べる『Lippincott's Illustrated Reviews: Pharmacology 6th edition』の翻訳版。コンパクトにして必要十分な項目が説明されている薬理学教科書。ページ両端に配置されたカラーイラスト(解説図600)により視覚的に薬理学を勉強できる。分かりやすい平易な本文(しかし、決して詳しくないわけではない)と程よい記述量で、初学者や試験対策に適した一冊となっている。さらに各章末の多肢選択問題(約400)は臨床現場での薬剤使用を想定したものが多く掲載され、知識の整理と応用力を身に着けることに役立ち、迅速な見直しと自己評価を可能にする。
目次
第I編 薬物治療における原則
1:薬物動態学
2:薬物―受容体相互作用と薬力学
第II編 自律神経系作用薬
3:自律神経系
4:コリン作動薬
5:抗コリン薬
6:アドレナリン作動薬
7:抗アドレナリン薬
第III編 中枢神経作用薬
8:神経変性疾患治療薬
9:抗不安薬、睡眠(催眠)薬
10:抗うつ薬
11:抗精神病薬(神経遮断薬)
12:抗てんかん薬
13:麻酔薬
14:オピオイド鎮痛薬(麻薬性鎮痛薬)
15:乱用薬物
16:中枢神経興奮薬
第IV編 循環器系(心血管系)作用薬
17:抗高血圧薬(降圧薬)
18:利尿薬
19:心不全治療薬
20:抗不整脈薬
21:抗狭心症薬
22:抗凝固・抗血小板薬
23:脂質異常症(高脂血症)治療薬
第V編 内分泌系薬
24:下垂体と甲状腺
25:糖尿病治療薬
26:性ホルモン
27:副腎皮質ステロイド
28:抗肥満薬
第VI編 他器官系の治療薬
29:呼吸器系治療薬
30:抗ヒスタミン薬
31:胃消化管系と悪心・嘔吐治療薬
32:泌尿器系疾患の治療薬
33:貧血治療薬
34:皮膚疾患療薬
35:骨疾患治療薬
36:抗炎症(解熱/鎮痛)薬
第VII編 化学療法薬
37:抗菌薬療法の基本原理
38:細胞壁合成阻害薬
39:タンパク質合成阻害薬
40:キノロン薬、葉酸代謝拮抗薬、尿路感染症抗菌薬
41:抗マイコバクテリア薬
42:抗真菌薬
43:抗原虫薬
44:駆虫薬
45:抗ウイルス薬
46:抗悪性腫瘍薬(抗癌薬)
47:免疫抑制薬
第VIII編 中毒学
48:臨床中毒学
出版社からのメッセージ
本書は『イラストレイテッド薬理学 原書5版』(2012年12月刊)の改訂版です。
関連商品
▼ 関連記事
- 【書店用注文書】2023年11月刊行予定『イラストレイテッド生化学 原書8版』2023.10.05
- 【書店用注文書】2021年4月刊行予定『イラストレイテッド生理学 原書2版』2021.02.25
- 【書店用注文書】売行良好書のご案内 リッピンコットシリーズ2020.11.11
- 【書店用注文書】2019年1月刊行予定『イラストレイテッド生化学 原書7版』2018.12.28