内容紹介
基礎から臨床に至るまで生理学の全領域をカバーし、学ぶべき事項を精選してまとめた教科書。最新の知見をわかりやすく解説し、豊富な図表が理解を助ける。より進んだ内容を紹介する「Box」欄が生理学への興味を引き立て、重要事項をコンパクトにまとめた「要約」、章末の「重要な用語と概念の解説」「計算問題・臨床問題」が知識の整理に役立つ。大幅改訂され、臨床分野の知見がより充実したことで本文は約200ページ増加し、章立ても大きく変更された。生理学を初めて学ぶ医学部学生向けだが、医療系、生命科学系、コメディカル系の学生にも最適。
目次
PART ONE 生理学の基本的な概念
1 生理学とは?
2 化学の主要概念
3 体の化学的組成
PART TWO 細胞の構成と基本機能
4 細胞と組織の概要
5 細胞膜の輸送機能
6 シグナル伝達の原理
PART THREE 興奮性組織―神経と筋肉
7 ニューロンとその結合
8 筋肉
PART FOUR 神経系と感覚
9 神経系の生理学
10 運動系の生理学
11 自律神経系
12 感覚系
13 高次神経機能
PART FIVE 内分泌系
14 内分泌系の生理学
15 下垂体と視床下部
16 甲状腺,副甲状腺,副腎
17 膵臓内分泌と血糖値の調節
PART SIX 血液と免疫システム
18 血液の作用
19 感染に対する生体防御:免疫系
PART SEVEN 心血管系
20 心血管系の生理学
21 心臓
22 心電図
23 循環系
24 微小循環とリンパ管系
PART EIGHT 呼吸器系
25 呼吸器系の生理学
26 高所と潜水中での生理機能
PART NINE 尿生成と内部環境の調節
27 腎と内部環境の調節
28 体液と電解質バランス
29 酸塩基平衡
PART TEN 消化器系
30 消化器系の生理学
31 肝臓と胆嚢
32 体に必要な栄養素
PART ELEVEN 生殖と成長
33 男性および女性生殖系の生理学
34 受精,妊娠および授乳
35 胎児と新生児の生理
36 骨の生理学と成長の制御
PART TWELVE 応用生理学
37 エネルギー平衡と代謝率の調節
38 運動の生理学
39 体温調節
Appendix1 国際単位
Appendix2 心停止,呼吸停止に対する蘇生
出版社からのメッセージ
本書は『オックスフォード・生理学 原書3版』(2009年12月刊)の改訂版です。
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