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ノーベル物理学賞2022 受賞テーマ「量子力学」関連書籍特集!
丸善出版の「量子力学」関連書籍から、特に今回の受賞テーマにより近い「量子情報科学」分野のオススメタイトルをご紹介いたします。
「量子」とは?量子情報技術は私たちの生活にどんなふうに入り込んでくるのか?を一般向けに平易に解説。
量子情報理論の基礎から量子コンピュータの最新のテーマまで学べる教科書。
近年の量子コンピュータの分野の新しい展開を踏まえて、第3版では量子アニーリング方式の基礎的な考え方を第10章として追加。
日本を代表する数学者・物理学者50名が、自らが切り拓いてきた研究テーマを語る。日本の量子数理分野の研究の歴史が垣間見える錚々たるメンバーによるアンソロジー集。
まさに今回の受賞テーマである、量子もつれや量子情報の基礎概念から解説。「Quantum Mechanics」第2版の完全翻訳。
佐々木 雅英 著
根本 香絵 著
池谷 瑠絵 著
定価:836円(本体760円+税10%)
発行年月日 2014年04月
新書・186頁
ISBN:978-4-621-05384-3
今まさに「ビッグデータ」というキーワードで語られる情報活用時代が到来している。このような時代に量子が制御できるようになると、いったい、どんな使い途や利便性があるのか?また量子を制御する技術の発達によって、ICT関連の技術や産業はどう変化していくと考えられるのか? そして、この「量子」というまったく新しい技術は、これから私たちの生活にどんなふうに入り込んでくるのか?本書はこのような問いに、照らす角度を変えながら、じっくり答えている。
2003年の初版以来、好評を博した教科書の第3版。本書では、量子力学の基本的な考え方から、量子ゲート、量子計算、量子暗号など、量子情報理論の仕組みやアルゴリズムを解説した。理解を深めるために例題を交え、説明に具体性を持たせたほか、章末には演習問題を設け、本書一冊だけで学習できるような内容を目指した。
近年の量子コンピュータの分野の新しい展開を踏まえて、第3版では量子アニーリング方式の基礎的な考え方を第10章として追加するとともに、演習問題も増量し、さらなる内容の充実を図った。量子情報理論の基礎から量子コンピュータの最新のテーマまで学べる一冊。
荒木 不二 編
江口 徹 編
大矢 雅則 編
定価:4,070円(本体3,700円+税10%)
発行年月日 2012年07月
A5判・432頁
ISBN:978-4-621-06502-0
1921年生まれの物理学者、南部陽一郎氏(2008年ノーベル賞受賞)を筆頭に、日本を代表する数学者・物理学者50名が、自らが切り拓いてきた研究テーマを語る。ノーベル賞受賞論文についての南部氏自身による解説も必読。また、今春「ハイゼンベルクの不確定性原理を破った」としてマスメディアに大きくとりあげられた小澤正直氏(名古屋大学教授)による書き下ろしも収録。その他、湯川秀樹の弟子である山崎和夫氏(京大名誉教授)の寄稿では、ドイツの物理学者ハイゼンベルクの貴重な写真も掲載。さらに江沢洋(学習院大学名誉教授)、河野俊丈(東大教授)鈴木増雄(東大名誉教授)、竹崎正道(カリフォルニア大名誉教授)、深谷賢治(京大教授)、初田哲男(仁科加速器研究センター )、そしてロングセラー『物理のための数学』の著者、和達三樹氏(東大名誉教授、2011年9月急逝)など、錚々たるメンバーによるアンソロジー集。
樺沢 宇紀 訳 丸善プラネット発行
定価:4,620円(本体4,200円+税10%)
発行年月日 2009年07月
A5判・312頁
ISBN:978-4-86345-020-2
「Quantum Mechanics」第2版の完全翻訳。少数の基本原理に立脚した論述方式を採用。シュレーディンガー形式による定式化、量子力学成立当時から現代までの多様な物理学応用例、量子もつれ・量子情報の基礎概念、近年の原理検証実験、解釈問題、量子力学史までを総合的に解説する。
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