数理物理 私の研究

数理物理 私の研究

著者名 荒木 不二洋
江口 徹
大矢 雅則
発行元 丸善出版
発行年月日 2012年07月
判型 A5 210×148
ページ数 432ページ
ISBN 978-4-621-06502-0
Cコード 3042
ジャンル 物理学 >  量子力学
物理学 >  シリーズ物理学 >  量子数理シリーズ

内容紹介

1921年生まれの物理学者、南部陽一郎氏(2008年ノーベル賞受賞)を筆頭に、日本を代表する数学者・物理学者50名が、自らが切り拓いてきた研究テーマを語る。ノーベル賞受賞論文についての南部氏自身による解説も必読。また、今春「ハイゼンベルクの不確定性原理を破った」としてマスメディアに大きくとりあげられた小澤正直氏(名古屋大学教授)による書き下ろしも収録。その他、湯川秀樹の弟子である山崎和夫氏(京大名誉教授)の寄稿では、ドイツの物理学者ハイゼンベルクの貴重な写真も掲載。さらに江沢洋(学習院大学名誉教授)、河野俊丈(東大教授)鈴木増雄(東大名誉教授)、竹崎正道(カリフォルニア大名誉教授)、深谷賢治(京大教授)、初田哲男(仁科加速器研究センター )、そしてロングセラー『物理のための数学』の著者、和達三樹氏(東大名誉教授、2011年9月急逝)など、錚々たるメンバーによるアンソロジー集。

目次

私の青春時代(南部 陽一郎)
量子数理物理学の研究(新井 朝雄)
作用素環と数理物理学(荒木 不二洋)
波動方程式に対する散乱問題(井川 満)
シュレーディンガー方程式の3体問題(磯崎 洋)
Seiberg–Witten理論とインスタントン(伊藤 克司)
von Neumann代数における条件付き期待値(梅垣 壽春)
ALE 空間(江口 徹)
統計力学のファインマン・ダイアグラム法(江沢 洋)
私のRandom Works(大久保 進)
トポロジカルな弦理論(大栗 博司)
ゲージ理論の諸問題(太田 信義)
くりこみと現象論(大野 克嗣)
代数表示の変形論と量子論(大森 英樹)
量子情報の数理から観ることの数理へ(大矢 雅則)
量子測定理論(小澤 正直)
「ミクロ・マクロ双対性」(小嶋 泉)
超弦理論のコンパクト化と風間・鈴木モデル(風間 洋一)
下に有界でない作用をもつ場の理論の確率過程量子化(金長 正彦)
超局所解析的S行列論(河合 隆裕)
ランダム面,large-Nゲージ理論,超弦理論(川合 光)
作用素環と共形場理論(河東 泰之)
C∗ 環上の流れについて(岸本 晶孝)
行列模型と非可換ゲージ理論(北澤 良久)
数学的散乱理論発展の流れの中で(黒田 成俊)
KZ方程式と量子位相不変量(河野 俊丈)
Chern–Simons幾何的量子化について(郡 敏昭)
時空の物理学に魅せられて(小玉 英雄)
W∗-環の特徴付け定理(境 正一郎)
カオス的トンネル効果とジュリア集合(首藤 啓)
手順の分離と統合(鈴木 増雄)
可積分系への道(高崎 金久)
野武士の始めた日本の作用素環(竹崎 正道)
「なぜ磁石があるのか」に答える数理物理学(田崎 晴明)
写像のエントロピーがもたらす情報(長田 まりゑ)
無限次元対称性と可解系(筒井 泉)
私にとっての数理物理学とその背景(冨田 稔)
量子群との出会い(中神 祥臣)
インスタントンと表現論(中島 啓)
重力場の共変的正準量子論(中西 襄)
核力の起源(初田 哲男)
正しい量子相対エントロピーとは何か(日合 文雄)
質量の起源について(東島 清)
ホワイトノイズ解析(飛田 武幸)
位相的場の理論と不変量(深谷 賢治)
量子異常(藤川 和男)
Feynman経路積分の数学的理論(藤原 大輔)
無限自由度の解析学(三輪 哲二)
ハイゼンベルク先生の思い出など(山崎 和夫)
私の研究:終わりなき旅路(米谷 民明)
ソリトンから結び目へ(和達 三樹)

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