シリーズ紹介
“いつか解放される。自由と民主主義を手に入れる。” 2019年、香港の街は一変した。逃亡犯条例改正法案への反対運動に端を発し、その後香港史上最大の民主化運動へ拡大したのだ。香港民主派の抗議者たちは何を求め闘ったのか？ この闘いで得られたものは何だったのか？ 2019年から2020年の民主化運動を時系列で追い、抗議者、BBC特派員、民主派政治家、英国統治時代の元香港総督、ジャーナリストらの証言も交え、実際の映像で伝える。
内容紹介
一部の抗議者たちが暴徒化して運動は拡大し、警察による発砲で重傷者を出すまでになる。2019年10月1日、中国建国70年の日にも大規模な運動を行い、民主派と親政府派の対立は深まっていく。11月には香港理工大学を占拠し立てこもり、抗議者たちは追い込まれ多数の逮捕者を出した。2020年に入るとコロナ対策を口実に抗議活動が禁止され、香港国家安全維持法が制定された。香港は自由な場所から全体主義に支配された場所へ変化していくのだった。
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