内容紹介

爆発物探知に関する貴重な情報・データとCBRNEテロに対する基礎知識を網羅。本改訂では近年のテロ事例を掲載し、科学技術の発展に伴う新たなテロの脅威への対策を紹介。テロを未然に防ぐ手立てとしての爆発物探知に関して、学術的にわかりやすく解説した。テロ対策全般に関わる方々に必読の一冊。

目次

1章　CBRNEテロについて
　1.1　テロの定義
　1.2　世界のテロの動向
　1.3　ヨーロッパにおけるテロの動向
　1.4　国内におけるテロの動向
　1.5　爆発物テロに関する情報

2章　爆発物について
　2.1　序論
　2.2　爆発の定義
　2.3　爆薬の分類
　2.4　放火物
　2.5　飛しょう物
　2.6　爆薬の物理・化学的特性

3章　爆発物探知について
　3.1　爆発物探知
　3.2　トレース探知
　3.3　バルク探知
　3.4　ボディスキャナー
　3.5　液体物検査装置
　3.6　航空貨物の検査
　3.7　爆薬標準物質について

4章　爆発物テロ対策
　4.1　プラスチック爆薬探知条約
　4.2　爆発物探知装置の認証
　4.3　爆発物原料規則
　4.4　不審物への対応
　4.5　テロ対策の教育・啓発について
　4.6　各分野における爆発物対策について

5章　爆発物の脅威
　5.1　爆発現象論
　5.2　爆発物の威力
　5.3　爆発物の被害距離

6章　爆発物対策
　6.1　爆発物からの避難距離
　6.2　爆風の低減
　6.3　飛しょう破片の低減
　6.4　爆発物処理

7章　化学剤
　7.1　化学剤について
　7.2　化学剤各論
　7.3　化学剤によるテロなどの事例
　7.4　現場探知機材

8章　生物剤
　8.1　生物剤について
　8.2　個々の生物剤について
　8.3　生物剤によるテロ事例
　8.4　現場探知

9章　放射性物質，核物質
　9.1　放射性物質，核物質テロについて
　9.2　放射性物質と核物質
　9.3　放射性物質に関わるテロ・事故事例
　9.4　放射性物質の探知

付録1　爆発性化合物のデータ
付録2　化学剤化合物のデータ
付録3　CBRNE関係書籍・資料
付録4　主なテロ・災害事例
付録5　爆発物テロ事件
付録6　国内における手製爆薬に関する事件
付録7　CBRNEテロ対策関係用語集
付録8　各種数値の算出式集

出版社からのメッセージ

本書は『爆発物探知・CBRNEテロ対策ハンドブック』（2016年1月刊）の改訂版です。

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