爆発物探知・CBRNEテロ対策ハンドブック

爆発物探知・CBRNEテロ対策ハンドブック

著者名 火薬学会 爆発物探知専門部会
中村 順 編著
中山 良男 編著
発行元 丸善出版
発行年月日 2016年01月
判型 A5 210×148
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-621-30013-8
Cコード 3058
NDCコード 575
ジャンル 化学・化学工学 >  化学工学一般
化学・化学工学 >  工業化学

内容紹介

爆発物探知に関する貴重な情報・データとCBRNEテロに対する基礎知識を網羅。新たなテロへの脅威が増す中、未然に防ぐ手立てとして爆発物探知に関する最先端の内容を学術的にわかりやすく解説。また、テロ手法の多様化に伴い、爆発物以外にも化学剤(Chemical)、生物剤(Biological)、放射性物質(Radiological)、核物質(Nuclear)を用いた事件・事故の基本的な対策についても紹介する。テロ対策全般に関わる方々に必読の一冊。

目次

1章 CBRNEテロについて
 1.1 テロの発生件数と地域
 1.2 テロの手段と対象 
2章 爆発物について
 2.1 序論
 2.2 爆発の定義
 2.3 爆発の分類
 2.4 爆薬の物理・化学的特性
3章 爆発物探知について
 3.1 爆発物探知
 3.2 トレース探知
 3.3 バルク探知
 3.4 液体物探知
4章 爆発物テロ対策
 4.1 プラスチック爆薬探知条約
 4.2 アメリカ運輸保安庁(TSA)の取組み
 4.3 欧州民間航空会議(ECAC)の取組み
 4.4 爆発物原料規制
 4.5 国内対策
 4.6 国内法の整備
 4.7 航空保安対策
 4.8 保安対策
 4.9 港湾,船舶および沿岸の保安対策
 4.10 重要施設および多数集合施設などの警戒警備の強化
 4.11 一般の爆発物テロ対策
5章 爆発物の脅威
 5.1 爆発現象論
 5.2 爆発物の脅威
 5.3 爆発物の被害距離
6章 爆発物対策
 6.1 爆発物防護措置
 6.2 爆発物処理 
7章 化学剤
 7.1 化学剤について
 7.2 化学剤各論
 7.3 化学剤によるテロなどの事例
 7.4 現場探知機材
8章 生物剤
 8.1 生物剤について
 8.2 個々の生物剤について
 8.3 生物剤によるテロ事例
 8.4 現場探知
9章 放射性物質、核物質
 9.1 放射性物質,核物質テロについて
 9.2 放射性物質と核物質
 9.3 放射性物質に関わるテロ・事故事例
 9.4 放射性物質の探知
付録 爆発物関連データ集
 付録1・爆発性化合物のデータ
 付録2・化学剤化合物のデータ
 付録3・CBRNE関係書籍・資料
 付録4・テロ対策関連ホームページ
 付録5・主なテロ・災害事例
 付録6・爆発物テロ事件
 付録7・国内における手製爆薬に関連する事件
 付録8・CBRNEテロ対策関係用語集
 付録9・各種数値の算出式集   

出版社からのメッセージ

本書は改訂版『爆発物探知・CBRNEテロ対策ハンドブック 第2版』(2023年12月刊)を刊行しています。
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本書は、少部数印刷にて重版が可能です。
在庫僅少の場合でもご注文いただけますので、お問い合わせください。
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