シリーズ紹介
インドのナレンドラ・モディ首相と、同国の宗教的少数派であるイスラム教徒との紛争を緻密な取材により明らかにしようと試みたドキュメンタリー。モディ氏はインドの首相に二度選出され、現在インドで最も強力な政治家とみなされている。しかしモディ氏には、インドのイスラム教徒との関係について問題がつきまとっている。このシリーズでは、これらの問題を生んだ事件や政策を知る関係者や専門家の証言から、モディ氏の真実を検証していく。
内容紹介
2019年総選挙でモディ氏は圧勝し、首相に再選される。再選後ほどなく、インドで唯一イスラム教徒が多数を占めていたジャムー・カシミール州を中央政府の直接統治下に置き、同州に認められていた特別の自治権（憲法370条）を剥奪する。さらにイスラム教徒移民のみを排除した市民権法改正法（CAA）を成立させる。CAA反対運動は全国に拡大したものの、モディ政権は強権的に抑え込み、多くのイスラム教徒が逮捕された。現在でもモディ政権とイスラム教徒の対立は続いている。
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