遠くを眺めて、近くへ戻る

遠くを眺めて、近くへ戻る

希望と現実の往来を綴るエッセイ
著者名 曽我 文宣
発行元 丸善プラネット
発行年月日 2023年06月
判型 四六 188×128
ページ数 162ページ
ISBN 978-4-86345-547-4
Cコード 0095
ジャンル 文芸

内容紹介

本書は、アランの『幸福論』に影響を受けしたものである。その中でも是非参考にしたい文言を紹介、「遠くをごらんなさい」憂鬱な人は近距離を見すぎで人間の目は長く見られないのである。広々とした空間に目を向けてこそ人間の目は安らぐのである。と通算17冊目になる本書も著者の鋭い視点から科学、社会、文学等多岐に渡り、書き下ろしたものである。

目次

第1章 科学とその周辺・脳内の伝達電気パルスの発火の観測・転倒事故による頭部手術の経験/第2章 社会の動きについて・女性の政治、経済などでの社会への進出・石垣綾子氏と、秋山ちえ子氏の自伝・常にプラス思考の日下公人氏の向日性/第3章 文学、芸術の世界・中谷宇吉郎の随筆・年取ってからの著作/第4章 個人的なこと、ひとりごと・女性のまなざし・会うは別れのはじめとは(核研の藤田雄三、橋本治君、放医研の土居雅広、佐藤幸夫、高橋千太郎、山口廣君の諸氏を偲んで)・日本社会の変化と、人生を考えるつぶやき

定価:1,540円
(本体1,400円+税10%)
在庫:在庫あり