バプテストの歴史と思想研究 5
著者名 | 関東学院大学キリスト教と文化研究所 編 バプテスト研究プロジェクト 編 |
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発行元 | 関東学院大学出版会 |
発行年月日 | 2022年02月 |
判型 | A5 210×148 |
ページ数 | 157ページ |
ISBN | 978-4-901734-83-7 |
Cコード | 3316 |
ジャンル | 人文科学 |
内容紹介
関東学院大学のバプテスト研究者4人による最新論文集。第一章は英国バプテスト教会における聖餐論争の歴史を詳述する。第二章、第三章は異なる角度から1930-40年代の日本におけるバプテスト教会を巡る諸相を紹介する。第四章はバプテスト草創期における指導者の主著からその神学的特徴を抽出し整理する。
目次
第1章 19世紀英国カルヴァン主義的バプテストにおける聖晩餐論(村椿真理)
1. はじめに
2. 19世紀バプテストユニオン形成とストリクト・バプテスト派の動向
3. J・C・フィルポット
4. ロバート・ホール Jr.とジョーセフ・キングホーン
5. ジョーゼフ・イヴィミー
6. まとめ
7. 付論 チャールズ・ハッドン・スポルジョンについて
第2章 熊野清樹を通して見る日本のバプテスト(2) ― 神学生時代、小石川教会との関係 ― (内藤幹子)
1. 福岡神学校から東京学院へ
2. 東京学院から日本バプテスト神学校へ
3. 渋谷同胞教会代理牧師として
4. 徴兵検査での不思議な扱い
5. 「小石川バプテスト教会」との関わり
第3章 信徒の見た教団新生会残留の経過 ― 向谷容堂日記及び奈良信筆『早稲田教会五〇年史』未発表原稿による(古谷圭一)
1.はじめに
2.向谷容堂について
3.奈良信について
4.教団・新生会問題の経緯
4.1 1945(昭和20)- 1950(昭和25)年
4.2 1951(昭和26)年
4.3 1952(昭和27)年
4.4 1953(昭和28)年
4.5 1954(昭和29)年
4.6 1955(昭和30)年
5. 考察
6. まとめ
7. 謝辞
第4章 トマス・ヘルウィスの『不法の秘密』における神学的理解(津田真奈美)
1. はじめに
2.『不法の秘密』の概要
2.1 歴史的背景
2.2 『不法の秘密』の概観
2.3 『不法の秘密』の意義
3. 『不法の秘密』第2章におけるヘルウィスの神学的理解
3.1 聖書解釈と比喩表現に関する分析
3.2 ヘルウィスの近代的思想の萌芽に関する評価
4. おわりに
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